1.ブラケットの角度について
今回は、ブラケットの「角度」について考えてみたいと思います。
ロードバイクのブラケットは、乗車中長時間持つところなので、ポジションが悪いと手や腕または肩などに痛みが出ます。
ブラケットの角度は、個々の姿勢や肩角度などによってフィットする角度が変わってくると思います。
ブラケットには重力で荷重がかかるので、手のひらで荷重を支えやすくするため、ある程度水平に近くするのが良いと思いますが、
若干角度を付けたほうが良いのかなあとも思います。
2.プロ選手のブラケットの角度
プロ選手のブラケットの角度を見ると、だいたい水平からステムと同じくらいの角度(0度~12度くらい)までの間がほとんどのようです。
(左上:ファン・デル・プール、右上:フルーム、左下:サガン、右下:リッチー・ポート)
2.ブラケット角度は「5°」が良い?
海外の記事で読んだのですが、過去に数千人のロードバイクのフィットを行っている人によると、
「ブラケットの角度は昔は水平がセオリーだったが、今は 5°がセオリーになっている」
という意見を述べていました。
その意見を参考に、ブラケットの角度を「5°」に調整して乗ってみると、これが結構良いです。
個人差はあると思いますが、一般の人でも、スマホの角度計アプリを使えば微調整ができるので「5°」を試してみてください。