1.フレームプロテクターとは?
ロードバイクの新車が届いたので、乗り始める前に、フレームプロテクターを製作することにしました。
フレームプロテクターはフロントギアのチェーン落ちからフレームを守るパーツで、一部のメーカーの新車(または一部の車種)にははじめから付いています。
チェーンリングとフレームの間が狭いロードバイクでは、チェーンが外れるとチェーンリングとフレームの間にチェーンが挟まって、チェーンがフレームをガリガリと傷付けてしまうので、チェーンプロテクターは結構重要なパーツです。
2.作り方
※ 準備するもの
- アルミ板:厚さ1.5mmくらい
- サンドペーパー:400番、1000番
- 下地塗料:「メタルプライマー」とか、「ミッチャクロン」とか
- 上塗り塗料:クリアー(トップコート)など
- 万力:アルミ板を曲げるのに使う
- 両面テープ:厚めのもの
- クランクを着脱する工具
1.位置とサイズを決めます
はじめに、プレームプロテクターを付ける位置を確認し、サイズを決めます。
だいたいの大きさで全然大丈夫です。
・位置はインナーリングの裏側になるようにします。
2.アルミ板を切ります
今回は 高さ6cm×幅10cm の大きさで切りしました。あとでフレームに合わせてカットするので、大きめに切っておくと良いでしょう。
・1.5mm厚くらいなら普通のハサミで切れるので加工が楽です。
3.研磨&成形します
フレームの形状に合わせてカットし、フレームの下側になる部分を万力で90度くらいに折り曲げます。
角を丸くします。
・角をハサミで少し切って、サンドペーパー(240~400番くらい)で仕上げます。
4.下地塗装します
アルミ地のままだと腐食するので、表と裏の両面を塗装します。
・はじめに、塗料の食いつきを良くする(剝がれにくくする)ために、下地塗装をします。
(金属用の下地塗料ならなんでも良いですが、仕上がりを透明にするなら、Mr.ホビーのメタルプライマーとかミッチャクロンとかが良いです。)
5.上塗りをします
下地の塗装が乾いたら、クリアー塗料を塗ります。
・今回はMr.ホビー トップコート(光沢)を使用しましたが、透明で仕上げたい場合はクリアー塗料なら何でもよいです。
・透明でははなく、好みの色で塗りたい場合は適当な色で塗ればOKです。
塗装が完了しました。
6.フレームに貼り付けて完成
裏面に両面テープを貼り、フレームに貼り付ければ完成です。
※ 両面テープはなるべく厚さがあるものをおすすめします(フレームとチェーンリングの間にチェーンが挟まった場合、アルミ板と両面テープがクッションになり、フレームを保護するので。)