なんか最近パーツの文句ばかり多くてすみません。



 10度のステムが欲しくて、シマノPROの2016年バージョンのPLTステムを買ったのですが、

クランプのボルトを締めてもバーが動いてしまう不具合が発生、(バーはFSA OMEGA)。


なのでしばらくこのステムは使わず仕舞いだったのですが、

何でバーが滑るのか今日改めて検証してみました。





 バーをステムの面に当てて仮締めしてみると、バーがステム面にピタッと当たっていない。

どうやら、(ボルトを規定トルクで締めても)上の画像の赤い印部分付近にしかバーが当たっていない様子で、

バーをグリグリ動かしたにもかかわらず、後ろの白い文字あたりの面にはバーが接触した痕跡がない。



 ステムのマニュアルには
「滑り止めグリス的なものを塗って下さい(推奨)」

みたいに書いてありますが、この状態であまり改善する予感はしないし、走るのは怖いので試していません。






< メーカー違い/モデル違いに注意>



気になったのでステムと同じ現モデルの PRO PLT コンパクトハンドルバー をチェックしてみたら、
前後より上下方向の直径が僅かに小さい。


こんな感じで0.05mm程細くなっています、


(ちなみにFSAやDEDAは直径は同サイズの真円、確か旧vibe7sも真円だったと思います)


なので、

新型のPLTステムには同モデルのPLT(などのシマノPROの)バーじゃないとフィットしない可能性があります。


なので、現行のシマノPROのステムに旧バージョンまたは他社のバーを付けたり、
新型のシマノPROバーを他社のステムに付けるのは良くないかもしれません。


今年バージョンからPLTステムもLTステムもクランプが独自の形状になったので、
もしかしたらそれに合わせてバーの形状を変えているかもしれませんね。


これが本当なら、シマノはちょっと不親切というか、マニュアルやカタログに書かないといけない。



※ ちなみに現行の他のモデルのバーや、古いバージョンのPROのステムは手元にないので検証してません。


ちなみに、新型PLTや現行vibeステムと旧vibe7sバー(2010か2011ごろのやつ)はバーが動いてしまってダメ。

シマノプロの場合、現行のバーとステムを旧モデルや他メーカーと混合する場合には注意したほうが良さそうです。







※未検証な部分があったので、追記・編集しました。