やはり疑惑のポールポジションが覆られました。昨日のモナコGP公式予選の最終ピリオド終盤でストップしながらもポールポジションを獲得したフェラーリのミハエル・シューマッハですが、スチュワードがこのストップを故意的として、シューマッハのタイムを剥奪することを決めました。これでシューマッハは通算67回目のポールが一転、タイム剥奪で最後尾22番手からのスタートとなり、目指していた故アイルトン・セナが持つモナコGP通算6勝へはほど遠くなりました。
そしてこのシューマッハのタイム剥奪により、ポールポジションを獲得したのはルノーのフェルナンド・アロンソとなり、アロンソはこれで3戦連続のポールポジション獲得となりました。アロンソのポールは今季3回目、通算12回目となります。それに他のドライバーのグリッドも1つずつ繰り上がりました。
しかし、昨日の予選でルノーのジャンカルロ・フィジケラがレッドブルのデビット・クルサードのアタックを妨害したとしてフィジケラにペナルティが科され、フィジケラが予選で記録したタイムのうち、上位3つを取り消しとなり、フィジケラは9番手のタイムとなりました。
これで決勝のスターティンググリッドは下のようになりました。
1 アロンソ
2 ウェバー
3 ライコネン
4 モントーヤ
5 バリチェロ
6 トゥルーリ
7 クルサード
8 ロズベルグ
9 フィジケラ
10 ラルフ
11 クリエン
12 リウッツィ
13 バトン
14 ビルヌーブ
15 ハイドフェルド
16 アルバース
17 モンテイロ
18 スピード
19 佐藤
20 モンタニー
21 マッサ
22 ミハエル