共同通信によると、今シーズンのF1第4戦サンマリノGPまでスーパーアグリF1チームでドライブしていた井出有治スーパーライセンスが取り消され、既にFIAからJAFを通じて、井出本人に伝えられていたとのことです。


共同通信

井出のライセンス取り消し 国際自動車連盟が決定

国際自動車連盟(FIA)がF1シリーズに今季から参戦しているスーパーアグリ・ホンダの井出有治(31)のスーパーライセンスを取り消すことを決め、日本自動車連盟(JAF)を通じ、本人側に通達したことが10日、分かった。これで井出は同シリーズへの出場が不可能となった。
 今季、F1デビューした井出は第4戦のサンマリノ・グランプリ(GP)で、スタート直後に接触事故を起こすなど、4戦を終わり完走はわずか1度。井出をレースから外し、練習させるようFIAから鈴木亜久里代表に助言があったことなどから、第5戦の欧州GPでは井出に代わりフランク・モンタニー(フランス)が正ドライバーとして起用されていた。


井出有治

<日本人は井出を忘れることはないだろう>


この記事を見ていると「井出はF1への出場が不可能になった」という一文がずいぶん重く感じます。開幕から新チームで新鮮な気持ちでF1デビューを果たした井出ですが、シーズン序盤にして、F1への出場が不可能になるというあまりに非情な結果になってしまいました。井出には絶対にもう一度F1に戻ってきて、リベンジしてほしいものです。