BMWザウバーのジャック・ビルヌーブが、昨日の予選、第2ピリオドでジャンカルロ・フィジケラのアタック中に、故意にこれを妨害したということで、ビルヌーブが最終ピリオドで残したタイムは取り消され、ビルヌーブは今日の決勝レースでグリッドが降格ということになりました。


ジャック・ビルヌーブ

<フィジケラの猛抗議もビルヌーブのグリッドは少し斜め後ろになっただけ>


フィジケラは第2ピリオドを終え、マシンを降りたあと、すぐにBMWザウバーのガレージに乗り込み、ビルヌーブやチームのスタッフ達に対して激怒したとのことです。フィジケラの怒りは収まらず、予選後、スチュワードに猛抗議。これが認められ、ビルヌーブのタイムは取り消され、ビルヌーブの予選結果は10番手という事になりますが、これで予選結果では9番手に繰り上がったウィリアムズのマーク・ウェバーがエンジン交換によるペナルティでグリッドが降格するため、ビルヌーブは8番手から一つ繰り下がる9番手からのスタートとなります。


この結果マクラーレンのファン・パブロ・モントーヤが8番手に繰り上がります。フィジケラはビルヌーブの真後ろからレースに臨み、予選の雪辱を晴らします。