其の五 『明治の男風 失脚』

~さだまさしさんの『関白失脚』をもとに~

 

オレの気持ち 伝えたけれど

いつもと同じ 空振り状態

 

打席に立つ姿 その日を信じながら

スタンド席からの 視線を意識して

 

またたびの成果 満悦状態に

まともに聞いてると 廃人にされる

 

オレの望みは 団子を配りたい

国民のために アジアの和のために

 

忘れ物 落とし物

いっこうに直せぬオレ

 

晩酌は控えめにしてんだよ

のんあると トリスで

 

La la la...

 

正直にいうと 美術科の成績

どんなに努めても 3どまり 

(バカにすんなよ!)

 

日本史だけは 巣鴨でNo.1

幾度もNo.1 全国模試でも一桁クラス

 

アジアのために 彼ら(Europe)も理解して

大切な和を築き 夢見てる日がある

 

お前の力は ホントに頼りだぞ

イロイロ世話になる よろしく頼むな

 

なかなか浮上せぬ 男のサブマリン人生

たとえのイメージは “イエローサブマリン”か

 

そして今日もみんなが笑顔を 手にするために

近代という海原と向かい合う

 

山積みの本 からっぽの財布

だからといって稼ぎにならず

 

歴史の中にはオレの友がいる

 

お前と生きてく幸せのためなら

机に向かう日日 むしろ望みたい

 

なかなか上手く描けないけど

心は本当なんだよ

 

今まで浮上せずに 知られもせぬままに

それでも頭の中は日本の男で 生きてきた

 

望みが叶う その日がきたら

気持ちの中に浮かぶのは

 

ありがとう 好きです

世話になったな そして ずっとよろしくな!

 

がんばれ がんばれ がんばれ みんな

がんばれ がんばれ がんばれ みんな

 

がんばれ がんばれ がんばれ みんな

がんばれ がんばれ がんばれ みんな

 

がんばれ

 

文責・味酒 ふびと 拝