今でもまったく褪せることなく、
レトロゴジラソフビという表現が合っているかわかりませんが、
まさにマスターピースと呼ぶべきマーミットのデスゴジ。
ソフビというのは、例えれば宝石の原石のようなものに感じます。
僕自身このデスゴジに出会ったのは、そんなに前ではありません。
本当にいろんなバリエーションが出ていたことを後になって知り、
でもそれは裏返せばその造形そのものに魅力があるからにほかならない。
以前、マーミットの赤松社長にSNSを通じてこのゴジラの原型師さんは誰なのかを尋ねたことがあります。
すごい時代だなと感じました。
ただのいちカスタマーが、その製作会社の社長とコミュニケーションが取れる時代なんです。
ヤマダさんだと教えて頂きました。
東宝系の多くを担当されているということも教えて頂きました。
このデスゴジに引けを取らない、新しいゴジラを見てみたいです。
版権の問題、需要の問題、いろいろあるんだとは思います。
でもヤマダさんの作るゴジラをもっと見てみたいんです。
昨年のKOMゴジラ、まだ記憶にも新しいですが、
この米国産のゴジラとレトロソフビの融合、
どんな化学反応が起きるのか考えるだけでワクワクが止まりません。
他にもスーツ版のスタンダードサイズ84ゴジ、
レトロソフビ感満載のジャイアントシンゴジなど、
ヤマダさんが手掛けるとどうなるのか、
そんな妄想が止まりません。
きっと素晴らしい宝石の原石がぞくぞくと生まれて来るに違いありません。