クルマと音楽の師匠である

じんたろ師匠

岩手の別荘から一時帰京した

師匠と私のクルマ(SAAB)は

年式・グレード・色だけでなく

同じ船で日本にやって来て

初回登録年月も同じ

当然車検はいつも同時なので

毎回情報と部品を共有している

同じクルマを

運転席から眺めるのも

乙なもの

岩手のお土産をたくさんいただいた

さて

今日のメインはこちら

じんたろ師匠は元レーサー

SAABの前はS30Zオーナーで

ニッサンワークスから譲り受けた

L30エンジンとステン等長タコ足

レース用ミッションに載せ替え

足回りもひと通り手を入れ

当時のフルチューン仕様を

外見フルノーマルで乗っていた

 

SAABを新車購入を機に

登録抹消してガレージで冬眠

 

思い入れの強いクルマだし

良い状態で保管していたので

いつかもう一度走らせる夢を

追っていたようだ

 

でも10年近く前の事

欲しい人に何度もせがまれ

泣く泣く処分したと

寂しそうに話してくれた

 

今日ひょんな事から

その時の売値を聞く事になり

びっくり仰天

驚きピーチの木

 

旧車ブームのちょい前だったとは言え

たったの

30万円

で手放したって!

 

 

ちなみに

現在の流通価格はこちら

 

今日現在そのZは

どこの空の下にあるのか

判る筈も無いけれど

手に入れた人は

ホントに幸運だと思う

随所にワークスの息吹が入る

希少な個体だもの

しっかしカッコイイわ!