日本は左側通行なので

サイドスタンドが左なのは

合理的だけれど

世界的には左側通行国は少数派

 

それなのに右側通行国のバイクも

一様にサイドスタンドは左側

 

右側通行で道路側から

乗り降りするのは

不便で危険じゃないのか?

と思っていたが

 

その理由がこの歳になって

やっとわかった

利き足が右の人が多いから
反対の左の軸足側に
サイドスタンドがある方が

安定して安全という理由だとは

目からうろこだった

人間工学に基づいた結論が

左スタンドだったのだ

 

同じように4輪でも

いわゆるCカーとか

かつてのグラチャンマシン等の多くは

右ハンドルなのに右シフト

これも人間工学の結果だそうで

ハンドル位置は右でも左でも良いが

クラッチペダルを左足で踏むなら

シフトは右の方が適しているとの事

それも激しく納得する

 

バイクの話に戻るが

極めて少数だが

日本車でも

右サイドスタンド車がある

 

トライアル車のコンペマシン

何せ大昔の事で

うろ覚えだが

国産車で唯一

公道用で右スタンド車は

スズキRL250だけだったような

 

トライアル車のサイドスタンドは

破損防止のために

スイングアームに付いているが

スタンドを跳ね上げた時に

土や砂や小石を

チェーンやリヤスプロケに向けて

飛ばしてしまうので

駆動側を避けるために

右側に付けると

聞いた覚えがある

 

最新の電動車でも

やっぱり右スタンド

あぁ

一度どんななのか

乗ってみたい