寒波到来で冬の気温になった

最終テストは関越道

 

3車線なので巡航速度を

ある程度は自由に試せる

三芳PA下りで各部チェック

今回の要はコレ!

ラジエーターの下半分を

段ボールで覆って

水温変化を観察

結論から言えば

すこぶる良い!

 

1月2日は100km/h巡行だと

水温は約20秒サイクルで

15~20℃位の

大変動を繰り返していた

それが今回は100km/h巡行だと
せいぜい78~85℃位の範囲で
不規則でゆっくりした変動
これなら正常
 
でも追い越し車線の
結構速い流れのまま巡行を続けると
以前ほどでは無いが
上下動を繰り返すようになる
 
 
これらの事から考えられるのは
やはり予想通り
冬の高速巡航では
オーバークール
 
エリミネーターは基本的には
GPZ900Rと同じエンジンだが
ラジエーターはだいぶ大きい
しかもさらに
大型シュラウドで
より多くの風を寄せ集める
そのうえ
LLCは薄めに調合したため
より冷却性が高い
 
なので
高速巡行すると
ラジエーターを通ったLLCは
良く冷える…いや冷え過ぎる
 
このエンジンのサーモスタットは
単に水量を大雑把に調節するのみで
本来この方式であれば
ウオーターポンプの速度も
水温に比例して変えるべきだが…
今時の4輪だと電動ウオポンをECU管理
 
高速巡行だとオーバークールになり
サーモの弁は閉じられる
が、ウオポンはお構いなしに
高速回転する矛盾!
これだと安定した制御は出来ないし
各部に大きな負荷がかかる
それが高速で常用する
100km/h巡行で起きるから
厄介だったのだ
 
ただし
これはあくまで
ラジエーターが冷え過ぎる
エリミネーターの場合
 
GPZ900Rは社運を賭けて
充分なテストを経て
世に送り出されたマシン
ラジエーターが大きいと
この現象が起きる事は
当然承知していたと思う
 
だからGPZ900Rでも
ノーマルエンジンのまま
大型ラジエーターに換えた車両は
速度域によっては
私のエリミと同じ
激しい水温の上下動が
発生する可能性があると思う

 

カスタマイズされたGPZ900Rが

冬場はラジエーターを覆っているのは

そうした理由によるものなのだろう

 

結論

 

冬場の高速は

ラジエーターに

覆いをするべし

 

今頃になって

当たり前の事を書くと言う

何の新鮮味も無い話(笑)