我がエリミは目下絶好調

キャブのセッティングが

バッチリ決まっている証拠だ

そんな時はいじらないのが鉄則

 

ところが11月に突如として

キャブの中ほどからガソリンが漏れた

 

その後は一度も漏れて来ないので

近場を走り回って様子を見ていたが

このまま自然治癒する筈は無い

もしも出先でダダ漏れになったら

帰って来れなくなるしそもそも危険だ

 

年が明けてやっと重い腰を上げた

 

20数年前に一度取り外した事はあるが

今回は取り外すのに随分と苦労した

 

とりあえずここから見る限り

内部は比較的綺麗な感じ

反対側もまあまあ良い感じ

そもそも直列4気筒の4連キャブの脱着は

新車時だって簡単スルリとはいかない筈

それなのに経年でゴム類は硬くなっていて

さらには気温が低くて益々硬い


 

下の写真を見て欲しい

左側のインシュレーターはともかく

右側のダクトは柔軟で

容易に変形してくれるからこそ

キャブレターは脱着が可能なのだ

 

何故ならここのクリアランスよりも

キャブレターは大きいので

右のダクトが変形しない事には

物理的に入らないのだ

 

もし新品ダクトが確保出来る確証があるなら

カッターで切り落としてしまいたかった

それほど硬くて難儀した

お陰でインシュレータもダクトも

入口は傷だらけになってしまった

 

こんな硬化したダクトだと

次回はさらに苦労するのは必至

 

一応新品を手配すべく

1、3番用14073-1224と

2、4番用14073-1225の

2種類を発注してはみたが

これらはエリミ900/750とGPZ750Rしか

使われていなかったようで

果たして届くかどうか怪しいものだ

 

GPZ900Rもキャブの脱着は楽では無かったが

エリミは更にスペースが圧迫されているから

まさに大変の塊だ

 

新品の柔軟なダクトが入手出来なかったら

取り付け時も苦労するんだろうな