江國香織氏の著書で、夫婦に関するエッセイがあり、

それがしみじみ共感するところが多いのですが、

こんな一節があります。

 

私と夫は好きな音楽も好きな食べ物も、好きな映画も好きな本も好きな遊び方も全然ちがう。

全然ちがってもかまわない、と思ってきたし、ちがう方が健全だとも思っているのだけれど、

それでもときどき、一緒ならよかったのに、と思う。なにもかも一緒ならよかったのに。

「いくつもの週末」江國香織より

 

この描写に関しては、子供を産んでから、本当に!!ものすごくわかる!!となってばかりでした。

 

江國さんに(著書の段階では)子供はおらず、

あくまで夫婦関係について書いてあり、

上の内容も、どこかしら、恋心の切なさや、情愛が感じられるのですが、

 

私たち夫婦は子供が生まれてからこの問題が、

現実的な困りごと・課題になって、のしかかっていたというか😅 

 

子供が生まれる前は、それぞれがそれぞれのペースで過ごしていたのですが、

子供が生まれるとどうしても価値観を揃えなくてはいけないことが多く。

 

例えば

 

賞味期限切れ1日の納豆を見て

 👩子供にあげちゃおう〜

 👨絶対だめ!!

 

とか(あーくだらない)

 

包丁を使わせるタイミングだとか

(もういいんじゃない?まだ危ないから手を添えてあげないと💦)

遊具の遊びにどこまでつきそうかだとか

水回りを私は常に綺麗にしたいタイプなのですが、子育てで忙しいので頼んでも

まだいいんじゃない?とかムキー

 

まあまあ衝突が絶えませんでした・・・。

 

これでも、子供が生まれる前までは衝突なんてなかったんです。

それこそ本に書いてあるとおり違う方が健全と思っていたし、

それを楽しむ余裕があったので。

 

ただ、子供の場合は、こう育てたい・この程度1人でやらせたいとか

お互いに想いが強いので、なかなか譲れない⇨衝突

という感じで、すり合わせが大変でした。

 

今思えばもう少し

育児の「こうせねば」という気持ちを捨てて

「まあ育つように育てば」という気持ちであれば良かったんでしょうが

心配性でやや凝り性な夫婦には無理でした…チーン

 


今は、大分落ち着きました。

子供もある程度しっかりしてきましたし、

心配もお互い軽減されたことで、心配する度合いもほぼ一緒になってきたような気がします。

 

そして今は子供が一人で公園に行ったりする時間もでき余裕がうまれ、思い思いに過ごすこともあり。


そんな時には寂しくなっちゃったなあと思うんですが、

「ただいまー😃」

と帰ってくるとなんだかバタバタ😅


 なんだかいい塩梅で過ごしてます。

 

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