6/9/2014
左乳房トリプルネガティブ乳がん告知


6/23/2014
アバパク→FECスタート


1/5/2015
ラストケモ(FEC4クール目)終了


2/6/2015
左乳房皮下乳腺全摘(乳頭、乳輪温存)+エキスパンダー挿入


5/26/2015
超高濃度ビタミンC点滴療法開始(現在74回終了)


8/14/2015
シリコンインプラントへの入れ替え手術



2/23/2016
左領域リンパ節再発告知



3/8/2016
再発治療
アバスチン+パクリタキセルスタート



4/5/2016
再発治療
アバスチン+アブラキサンスタート



7/5/2016
再発治療
ドセタキセル+カルボプラチンスタート



10/4/2016
再発治療
FEC100療法スタート



10/25/2016
ラストケモ(FEC100療法)終了



11/18/2016
左腋窩リンパ節郭清+左頸部リンパ節サンプリング手術



12/6/2016
癌性髄膜炎 告知



12/7/2016
入院
全脳照射(全10回)




12/22/2016
脇&首の放射線治療スタート(全25回)
退院



1/6/2017
脊髄からの髄注治療スタート(現在2回終了)








頭痛の始まりから、癌性髄膜炎(髄膜播種)告知まで、振り返ってみようと思います。





11月の頭のから、頭痛と首回りと肩の凝りみたいのが始まりました。
肩を揉んでもらったり、マッサージをされると、少し和らぐ感じがしたので、やってもらったりしていました。





でも、頭痛は治らず。
夜中、痛くて目覚めることもありました。





頭痛は寝たら治る。
今までこうだったので、なんで治らないんだろー、、と不安になっていました。
今日寝たら明日は治ってる。
毎日そんな風に思って過ごしていました。






そんな中、腋窩リンパ節郭清の手術があり、入院をしました。
全身麻酔の手術が終わり、その夜、また頭痛が来たことを覚えています。
手術したことよりそっちが気になって仕方ないし、頭が痛いのは本当にストレスでした。





入院中は、手術をしたから、毎日痛み止めが処方されていたので、手術の跡と同時に頭痛も抑えられていました。





でも主治医や、回診に来ていた先生に聞いたんです。
「頭痛がずっとしてるんです」
と。
でも私は頭痛のみ。
で、他に手の痺れや、歩きにくい、とか何もなかったので、特に検査をせず、
「緊張型頭痛だと思うから、筋肉の緊張をほぐす薬出すね」
となりました。





看護師さんも
「頭痛だけじゃなかなかMRI検査しましょうとはならないのよね」
と言っていたので、
あー私は頭痛だけだし、心配いらないか!
と、少し嬉しかったです。





そして退院。
脇や首の傷も特に問題なく、普通に過ごしていくはずでした。





でも、頭痛が辛くて人と会う時は痛み止めを飲んでから会う、みたいな生活でした。
そんなの全然普通じゃないですね泣。
腋窩リンパ節郭清や首の傷は全然痛くないのに、頭痛に悩ませるなんて。





そして退院したその週、急な高熱が出ました。
風邪ではないのが自分で分かりました。
でも明日も続いてたら病院行こう〜くらいな気持ちでしたが、友達の推しもあり、一緒についてくから!という優しさもあり、その日の夜間救急に行くことにしました。





脳のCTを撮りましたが、異常ナシ。
結果はまた
「頭痛は、緊張型頭痛かな。ストレスや気持ちの問題でも頭痛は起きますからね。これだけ抗がん剤もやってきたし、心配いらないと思いますよ」
と、熱も突発的な感じで頭痛も心配いらない感じで診察は終わりました。





脳のCTを撮ったことで、かなり安心してしまいました。





この日はホッとしましたが、頭痛が消えるわけではなかったので、またすぐ不安になりました。





そして、救急ではできなかった造影MRI検査をしたくて、主治医の外来を次の週に予約しました。





主治医はやっぱり
「頭痛がずっと続くとなると、脳転移を疑います」
と言いました。
そんなことはとっくに分かっていたので、検査をお願いしました。
造影剤ありのMRI検査をして帰宅しました。





ここまでが、11月の出来事。





12/2
脇と首の放射線治療を開始するために放射線科の受診の日でした。
病院へ着くと、受け付けで
「T先生(主治医)から、放射線科へ行く前に乳腺外科へ来てほしい、とのことです」
と言われました。





もう悪い予感しかしませんでした。
旦那さんも一緒でした。
渋々乳腺外科へ行きました。





呼ばれて入ると主治医はやっぱり
「MRI検査、早めに見てみたんだけど、悪い結果が出ちゃいました」
と言い始めました。
「癌性髄膜炎、もしくは髄膜播種っていうんだけど、その疑いがあります。でも髄液の検査をしないと、癌性なのか、細菌性や無菌性なのか分からないから、検査をしてきてもらえる?」
とのことでした。
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頭痛が続いてる時から、首も痛かったので、ネットで調べて「髄膜炎」に似てるな〜〜とは思っていました。
だから髄膜炎という言葉が出た時には、やっぱり!!と思いましたが、まさか「癌性」があるなんてことは、知りませんでした、、、。





放射線科の先生のお話を聞きに来たのに、乳腺外科に呼ばれ、気づけば内科に行かされ、髄液検査をすることに。
背中を丸め、自分のおへそを見るような姿勢で、背中に針を刺し、髄液を抜きます。





「麻酔が痛いですからねー」
「痛くて動いちゃうかもしれないけど、我慢して下さいねー」
「大丈夫ですからねー」
髄液を抜く人、それを見る人、私をさする人
3人は周りにいました。
がしかーし(..)
私は痛みに強いのか鈍感なのか、
大袈裟!wさすりもいらんわ!
と思いながら、サクっと終わりました。
さっさと終わらせてくれ、っていうのが本音かな。





でも髄液を抜いた後は1時間は必ず安静にしなくちゃいけないんです。
頭は上げないで、とにかく横になって休んでいないと、頭痛が起きたり、辛くなるのです。
だから休んでから、帰宅しました。






そして12/6
普通ならこんなに早く髄液検査の結果、出ないらしいんですが、急いでもらったらしく、乳腺外科の主治医にて、告知。





「やっぱり髄液から癌が見つかりました。癌性髄膜炎です」
「明日から入院してもらって、全脳照射をすることになります」
「正直、厳しい状況です」
と。




覚悟はしていましたが、とにかくよく分からない病名だし、頭痛は辛いし、いきなり入院とか言われてるし、頭はごちゃごちゃでした。




「長くて3週間かな」
入院だけでもエー!なのに、3週間!?
こども達の顔が浮かびました。
腋窩リンパ節郭清の入院は5日で退院しましたが、それでも心配したとゆーのに。。





でも、一緒にいた旦那さんは
「なんとかするよ」
と言い、即入院手続きになりました。




正直、厳しい状況
と言われたのが、ショックでした。
そのセリフが一番頭に残りました。





家族、大事な友達へ報告をしました。
メールやラインを返せていませんでした。
明るく振る舞うのもできなかったし、でもまだ告知されていない曖昧な状況を普通に話すこともできなかったし。
逃げていました。
でも返さないだけで皆察してくれるし、心配してくれるし、責めないし、安心して全て報告した気がします。




そしてまた私の性格なのかな、全てがハッキリすると、すごくスッキリしました。
曖昧だったり、先延ばしになったりするのが大嫌いなんです。
こんな時でもその性格が出ちゃう私。





とにかく!
頭痛を消したい!
頭痛があるだけで、なんもやる気しないし、気分は、下がりますよね。
そんな気持ちもありつつ、どんなことしてどんな風になっていくんだろう、と疑問も抱きながら
入院準備に取り掛かりました。






そういえば、髄液検査をしてから、結果が出るまでの間に、ニココロのおゆうぎ会がありました♡
痛み止めを飲みましたが、切れてきた頃頭痛がして、気分も悪く、食欲もなく、横になりたくなりましたが、
不思議と2人がステージに出る出番の時は、痛くもなく、普通でいられたのを覚えています。
『病は気から』は本当だと思いました!
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