その後ほとんど私は搾乳に専念していました。

夜中も2,3時間おきに。

赤ちゃんがいる人と同じですね。

搾乳はかなり痛いです。

赤ちゃんに吸ってもらう方が、何百倍も楽で幸せなことです。


でも娘のためだと思うとがんばれました。


桶谷式は、搾乳機を使うと乳首が変形して赤ちゃんが吸い付きにくくなるので手搾りを指導しています。

だんだん、よく出るようになっても手搾りだと限界があり、肩は凝るし時間がかかります。

2ヶ月間、何度も搾乳機買おうと思いましたが、使ったら娘が吸えなくなってしまう・・・と我慢して乗り切りました。

娘は10月中旬に退院してからもしばらく、

吸い付く力が弱いのと私の乳首が小さすぎて直接おっぱいから吸えなかったので、

搾乳した母乳を哺乳瓶であげていました。


吸い付けるようになっても、もう入院先で哺乳瓶の楽さを覚えてしまって途中でやめてしまって

哺乳瓶を欲しがるのです。


搾乳だとどうしても間に合わないので、ミルクと混合です。


おっぱいを吸うのは、赤ちゃんにとっても最初はとても疲れるし、大変なことだそうです。

だから、健康な子でもだんだんと練習していくうちに上手におっぱいが飲めるようなるのです。


1日に何度かは、おっぱいから直接授乳にトライしていたのですが、

ちょっと吸って、首をイヤイヤってするように横に振ったりしてやめてしまいました。

「ママのおっぱい嫌なの。。。?」と悲しい気持ちと

「○○ちゃんは病気だから、仕方ないよね。○○ちゃんのペースで楽な飲み方でいいや」

とあきらめる気持ちが交差していました。


でもなぜか11月に入って、娘は急におっぱいを上手に吸えるようになったのです。

ある日、いつもより長く吸ってくれました。

それで、もしかしてイケルかも!と思い。

1日、どんなに泣いてもおっぱいしかあげなかったら、彼女もそれしかないとあきらめたのか

上手にいっぱい吸ってくれたのです。


それからは奇跡の完母

こんな日が来るとは正直夢にも思っていなかったです。


娘が飲んでくれるようになると、吸ってくれることによってどんどん出が良くなって

もうぴゅーぴゅー噴射するほどに(笑)


母乳をあきらめないで、がんばって搾乳していてよかった

どうしても同じところを押して絞ってしまうので

私の胸には指の跡にあざができていました。


母や夫など、見ているほうが痛々しかったそうです。

一日のほとんどの時間を搾乳に費やしていました。

一心不乱に搾っていたという感じです。