やっと広島に帰れることになった私たちを、夫が迎えにきました。


うちの夫は、基本的にとっても温和で冷静、私と違って感情を表に出すこともそんなにありません。


私にない部分を持っているので、その点は尊敬もしてるし見習わなきゃなぁと思っています。


ドクハラ産婦人科の件も、心では妻が傷つけられて悔しい思いをして怒ってるのだと思いますが、

しょせん今の社会制度じゃこちらが何を言っても無駄、怒ったりそんなことに体力使うんだったら

その分娘に愛情を注いであげたほうがいいという考えで、あきらめてしまっているのです。


だから私一人でこうやって仲間を見つけてブログを立ち上げたり、

行政に相談に行ったりしている状況です。

私はあきらめられないし、気もおさまらない。


私たちをこんな目にあわせた医者が、今も人気でのうのうと営業していることが許せない。


私も、頭ではわかっています。

今の社会じゃ、

http://ameblo.jp/racheldoctor/day-20060106.html

に書いたように、患者側の言い分を立証し認めさせ、悪徳医師に制裁を加えることは不可能に近いこと。


でも、やっぱり忘れようにも忘れられない、悔しくて悔しくてたまらない、こんな思いを抱えていたら

娘の育児にも影響が出そうでした。


うちの夫は話は聞いてくれますが、トロさんのだんなさまみたいに怒鳴り込んだりしてくれなくて、少し物足りなく思っていました。


そして、またもやMクリニックでの医療ミス+ドクハラ事件。

今回は、医療ミスと言うことも明らかです。


この騒動の間、夫はずっと広島にいたので何もできないのはわかるのですが

(本音を言えば、広島からでもMクリニックに電話をかけて怒って欲しかった)

こちらに来てももう終わったことだと思っていた(思おうとしていた!?)

ようです。


彼も、溺愛する娘の指をあんなふうに傷つけられて悔しくて辛かったはず。

でも怒りを内に秘めるタイプなのです。


離れている間、毎日メールに娘の写真を添付していたのですが、このブログに指の写真を載せた日

http://ameblo.jp/racheldoctor/day-20060121.html

夫へもその指の写真を送りました。


私も特に意図したわけではなかったのですが、たまたま何枚かの写真の最後にこの指の写真が添付されました。

可愛い娘の写真が何枚か見た後、かわいそうな状態になっている娘の指の写真が出てきて、

楽しい気分から一気に暗い気持ちになったと言っていました。


でも電話でMクリニックのことを話しても

「医療ミスはなくならないんだね・・・」

などと他人事のように言う彼に、私はイライラ。

でも実家なので、親に聞こえるのに文句を言ったりけんかをするわけにもいかず・・・


私も、もう8年以上のつきあいになる彼の性格はよく知っているので

彼もとても悲しい思いをしているのはわかっているのですが、

やっぱり一緒に怒って欲しかった。


彼としては、二人で感情的になったらいけないと思うらしいのですが。


そして、やっと夫が広島から来て、私はMクリニックに対して何かしてほしいと思いました。


残念ながら、まだこの社会は男尊女卑というか、女だけで行ってもなめられるというような状況が多いと思います。

まだ書ききれていないのですが、あのドクハラ産婦人科もそうでした。

私には怒鳴り散らしたくせに、夫にはかなり下てに出て来るのです。


ドクハラ産婦人科の検診も、夫と行くといつもより明らかに丁寧で優しかったです。

これは、妊婦学級で知り合った人たちもよく言っていました。

なので、私はいつも都合がつくときは、夫と一緒に検診に行っていました。

だから、検診中にそんなにあの産婦人科でそんなに嫌な思いをすることもなく、

本性に気づかずに出産まで至ってしまったと

今となっては遅い後悔をしています。


やっぱりこのような交渉事に、男性がいるのといないのとでは違うようです。


Mクリニックでの、爪の破片を取り残したという医療ミスは、保健所の方からは伝えてもらいましたが、

私たちからは直接言っていませんでした。

しかも保健所が言っても、M医師にいつものようにのらりくらりごまかされたし。


それは直接抗議しないと、このまま広島に帰るのは納得いってないし心残りです。


絶対に平気でうそをついたり、心無い発言をするM医師がミスを認め謝罪するわけはありませんが、

夫が出て行くことによって、多少なりともM医師がびびる(苦笑)のではないかと・・・


それで夫が来たのは金曜日の夜で、土日をはさんで、月曜日の広島に帰る新幹線に乗る前に

Mクリニックに寄ったのです。


続きは後ほど書きます。