Mクリニックの医療ミスを見つけてもらった1月27日月曜の

医大での診察の結果、

娘の手術はもう少し先でいいとのことで、とりあえずいったん広島に戻れることになりました。


金曜日に夫が迎えに来てくれ、家族再会ができてほっと一安心したところです。

やはり家族離ればなれは、辛いものがありました。


娘を診てもらっている大学病院では、毎回きちんと説明をして下さいますし、

他に質問は?と先生の方から聞いてくださるので

こちらもとても質問しやすいです


今回、その教授に診てもらうのは2回目なのでだんだんうち解けてきたように思えます。

病気のことで聞きたかったことを一通り質問して答えてもらった後、

次回の診察日を決めるときに


「次は春でもいいですか?

そのころには転勤でこちらに戻って来れる予定なので。

いいかげん家族離ればなれはきついんですよー」


なんて悩みまで言えちゃいました。


教授も

「そうかー、じゃあ、暖かくなったらまたおいで」

って優しく言ってくださいました。


話しやすい雰囲気だったので

「他に何かある?」

と言われ

「障害者手帳は・・・」

と前回も聞いたのですが、また聞いちゃいました。


「医療費はまだ心配しなくて大丈夫だよ」

って言われましたが


「交通費とか駐車場代がきつくて・・・

医療費以外に、何かと諸々かかるし・・・」

と言ってみたら


「なるべく早く書ける(手帳の申請)ようにしてあげるから!

そういう書類は私が全部書いてあげるから!

それまでがんばれ。」


と言ってもらい、がんばろう!という気持ちになれました。

こういう病気とは関係あるけど、病気以外のことを話せて聞いてもらえるお医者さんだと、

患者側も心を開けて、気楽ですよね。


患者はただでさえ、病気やけがを負って病院に来ていて楽しい気持ちではないのですから。


この診察の時に、娘は口の中にも障害がありいずれ手術が必要(このことは私たちも知っていました)なのですが、

言葉が遅れるだろうということ

パピプペポが言えないだろう

ということを知らされ

想像していたとは言え、やはりショックを受けました。


パ行が言えないって事は

「パパ」

って言えないのかな。

このことを電話で夫に告げるのはつらかったし、聞いた彼もショックだったと思います。

この障害で発音しにくい行があるというのは、同じ病気の子を持つお母さんや言語聴覚士の友達に聞いて知っていましたが、それがパ行だということまでは知らなかったので。


でも教授が

「この子は言葉は遅れるけど、あせるな

と言ってくれたので

その「あせるな」と言う言葉に救われました。


必ず言葉は出てくるから(同じ病気の子がみんなちゃんとおしゃべりできているのを知っているので)、

うちの娘はうちの娘のペースで、気長に見守っていこうと思えました。


そんな辛い状況の、患者の心のケアまでできるお医者さんばかりだったらいいのに。


あのドクハラ産婦人科医や、M医師に見習って欲しいと思います。

説明義務も果たせない、まして質問したら怒り出すなんて論外です!!


月曜日に家族3人で広島に戻りますが、Mクリニックに誠意ある対応をしてもらえなかったことは心残りです。


でも2ヶ月近く離ればなれだった私たちが、やっと家族3人水入らずで暮らせる喜びは大きいです。


もうすぐ転勤の内示が出たら、生まれ育った地域に戻れるのは嬉しいけど、

こちらにまた来て家探し、引っ越しは憂鬱です。


これまでもこの先も、しばらく目が回るような忙しさですが、息抜きに家族旅行でもしようかって話もしています。