保健所のFさんから報告の電話がありました。
Fさん(以下F)「Mクリニックに電話したのですが、
治るのに時間がかかってしまったことについては謝罪したとのことです」
れいちぇる(以下れ)「謝ってませんよ」(即答)
そう来たか!とムカムカッとまた来ましたが、思わず笑っちゃいました。
あの傲慢M医師は、よくしゃぁしゃぁとそんなこと言えるなぁ。
F「保健所は、中立的な立場なので,M院長と話したことの事実をお伝えしますので」
れ「そうですね」
F「で、医大で爪の破片が残っていたというのは、ちゃんと処置したつもりだし、見てないからわからない、だそうです」
つもりでずさんな処置されたら困るんですよ!
ちゃんと処置してないつもりだったら、それこそ大問題です。
ちゃんと処置したつもりで、結局爪が残っていたという事実があるのだから、それは処置が最後まで完了していなかったというミスに他ならないと思います。
見てないからわからない というのもいかにもあの医師が言いそうなことですが、
だったら爪の破片を突き刺さらせたまま娘をまた連れていかなければ、認めないのでしょうか?
たとえ、残っていた破片を証拠として持っていっても、これが刺さっていたかどうかは見てないからわからないなんて言いかねませんもの、あの医師なら。
見てないからわからないってあなた、毎日娘の指を見ていたじゃないですか?
見ていたのにわからなかった、
見ていたのに気づけなかったの間違いでしょう。
それにしてもこの場に及んでも、まだこんなこと言うんですね。
そんなこと、私が考えてでっちあげていちゃもんつけてるとでも言いたいのでしょうか。
別に爪の破片が刺さって残っていることを見つけてもらった、医大に聞いてもらってもいいんですよ。
れ「それだけですか?」
F「それだけです」
カッチーン!何なの!?
さんざん待たせといて。
期待はしていなかったけど、予想を上回る頼りにならない行政に呆れてしまいました。
れ「説明もなしに生爪をはぐという処置をしたことに対しては聞いていただけなかったのですか?
Eさんは、そのことは説明義務を果たしていないと言うことで、指導してくださるって言っていたのですが。
医療ミスを認めさせるのは、難しいとしても」
どうもこの辺について、EさんからFさんは引継を受けてなかったようです。
イライラしながら、また詳しく説明しました。
子供が障害を持っているからひがんでる
娘の病気は今後何度も手術が必要で、
それがすべて成功するとは限らないんだからこんなことで目くじらをたてるな
など今回の処置と関係ない、障害者差別ともとれる暴言まで吐かれたこと。
そのことについても、Eさんは
「それは関係ないことですよねぇ」
と、Mクリニックの方に言ってくださるとのことでした。
そのことを伝え、
「私はてっきり、もう3日もたってるし、広島にも帰らなければならないということも伝えたし、
保健所からの連絡は言ったけど、M医師が無視してるんだと思ってました」
と言うと
F「それは本当に対応が遅れてしまって申しわけありませんでした」
と謝ってくれました。
謝ればいいって問題じゃないよ!!と思いましたが、
明らかに自分に非があっても、絶対認めないし、絶対謝れない
医者という人種(みんながみんなそうではないと思いますが)よりましだと思いました。
で、保健所は中立なので・・・と言いわけ(?)するので
「権限がないからこれしかできないのもわかりますけど、
あんなヤブ医者放っておいていいんですか?
何のために医療相談って掲げてるんですか?
単に話を聞いてくれる悩み相談室だったら、友達で十分ですよ。
実際に、指を切られたということと、切った爪を取り残されたという医療ミスが起きたことは明らかで、娘の指は傷ついてるんですよ。
それでもこのような病院を保健所は放っておくんですか?」
ここまで言うと、意外にもFさんは話をしっかり聞いてくれる人のようで、親身になって考えてくれるようになりました。
Eさんに話したように、私のMクリニックに対する言い分を聞いてもらいました。
私が3度も相談したEさんは、実はこの医療相談の担当ではなく管理職の方で、
このFさんはインフルエンザで休んでいて
他の人(3人医療相談の窓口係がいるそうです)も会議などがあったためEさんが対応してくれたそうです。
「内情を話してしまいますと・・・」
なんて言ってそんな話をしてきたので、こちらも
「(インフルエンザ)流行ってますものねー」
と同情しちゃったりしました。
最後の方にはかなりうちとけちゃってたし。
Fさんはどうやら若い男性のようです。
Eさんのことを管理職と言っていたし、M医師が使った大きなはさみのことを説明するときに、
「赤ちゃんの爪切りって知ってますか?お子さんいらっしゃいますか?」
と聞いたら「いません」と言っていたので。
若い人の方が、しがらみとかいわゆる融通の利かない、型にはまったお役所的な所にまだ染まってなくて、市民の味方!みたいな使命感がまだあるのかもしれません。
私の思いを伝えるうちに、同情を覚えてしまったのか一緒になって
どうしたらいいですかねぇ
あのM先生、認めそうにないですもんねぇ
と悩みはじめてくれました。
保健所って・・・ その後②に続きます。
<れいちぇる>