<トロ>

れいちぇるさんにご紹介いただいたように、こちらの編集を一緒にさせて頂くことになりましたトロといいます。最初は、この産院での出来事はもう忘れようと思っていたのですが、たまたまれいちぇるさんのドクハラのお話を聞き、それが同じ産院でのことだったと分かり、益々医師に対して許せない気持ちが出てきました。私の受けたドクハラについては、過去にれいちぇるさんが「ドクハラ体験(A子)」として紹介してくれていますので、こちらも読んで頂ければ幸いです。


少し思い出したことがあったので、書かせてもらいます。

私は子宮口5cmから急にお産が進んだため、主人は出産の瞬間に立ち会うことは出来なかったのですが(詳しい経緯はA子のドクハラ体験その2~5を見ていただければと思います。医師が「今日の夜くらいにならんと産まれん。まだまだかかる」と言ったので、主人はどうしても行かねばならない用件だけ済ませて戻ってくるつもりだったのですが、その間に生まれてしまい、病院からの連絡もされていなかったのです)、主人が連絡がなかったことに対して医師を怒鳴りつけ、主人が帰った後で医師は私の実母に「なんでご主人はあんなに怒ってたんかね」と言ったのです。(分からないというのもどうかしていると思うのですが・・・)実母が「やはり産まれた瞬間に立会えなかったのがショックだったのだと思います」と言ったら、医師は怒りながらこう言いました。


「立会いしたいんだったら、会社なんか行かずにずっと病院についていれば良かったじゃないか。お産なんていつ生まれるかわからないんだから。」


この医師は、お産をする人の気持ち、子供の誕生を今か今かと楽しみにしている両親の気持ちなど、全く理解できない人なんだなぁと思いました。もちろん、やむをえない事情で出産に立ち会えない人もたくさんいると思います。けれど、そばにいられるものであれば一緒にその瞬間を迎えたいと思うことは普通ではないのでしょうか?私たちも、もう済んでしまったことでやり直すことも出来ないのですから、蒸し返すつもりもなかったのです。ただ、連絡が出来ていなかったことについて心から謝ってもらえればそれで気持ちは収まったと思います。それなのに主人がいなくなってからわざわざこんなことを言いに来る医師の神経を疑ってしまう・・・というかもうそれを通り越して、滑稽にさえ見えてしまいます・・・。