子さんもこの産院での体験を載せて欲しいと、勇気を出して申し出てくださいました。

以下、彼女の文章です。

私が経験したのはこの産院での不妊治療です。
家が近いという理由と、近所の人の「あそこはいいよ」という言葉で
通院を始めました。

まず、生理不順がひどいということで、3ヶ月分
の基礎体温表を持って行きました。内診もした結果「大丈夫、大丈夫
すぐにできるよ。これ飲んで」と錠剤を渡されました。

「これって
ホルモン剤ですか?」と聞くと「そうだけど」ぶっきらぼうに言われ
ました。「副作用とかは…」と聞きづらそうに聞くと「はっ?副作用?
そんなこと聞いてどうするん?これ飲まんかったらアンタに赤ちゃんはできんよ。そういう身体なんよ、自覚して!」と吐き捨てるように

言われました。

結局三周期飲んでも子供は出来ず…。

「まだどっか悪いんかのぉ」と
言いながら、違う町の病院で卵管の検査をするように言われ、紹介状
を渡されました。

結果、特に卵管にも問題はなく、レントゲン写真を
持ってこの産院を訪れると「う~ん………(沈黙)わからん!どうする?
ウチで続ける?」と聞かれました。

それは暗に転院をすすめられている
ように聞こえた
ので、「転院した方がいいですか?」と聞くと、ウチは
妊婦さん多いしねぇ、どうしてもアンタみたいなのは後回しにはなるよ
のぉ。アンタが続ける言うんじゃったら来てもええよ」と言われ、その
日は帰りました。

家に帰って、医師に見捨てられた絶望感みたいなもの
がこみ上げてきて、転院するしかないな…と思いました。

結局、卵管検
査を受けた病院に転院し、妊娠に至りました。

その間4ヶ月…本当に不愉快な思いをしながらここに通院しました。
内診の時もカーテンの向こうで看護士と談笑したり、「はいおしまい!」
と言ってお尻を素手で叩いたり、足にチカラを入れてると「こんなに
しとったら見れん!」といって、力いっぱい膝を掴まれたりもしました。
ただでさえもカーテンの向こうが見えないぶん不安なのに、いきなり
こんなことをされるなんて、本当にひどい扱いを受けました


もともと生理不順だったのですが、生理の時の出血に異常はないか?と
聞かれ、「かたまりのようなのが出ることもあります」と言うと、笑い
ながら「そりゃ悪い病気かも知れんねぇ」とカルテで頭をつつかれたこと

もあります。

あと午後一番の診察のとき、病院に入ると先生が待合室で
TVをみてました。

受付の方が「先生、患者さんです」と言うと「ちょっと
これだけみるけー」と言われ10分間TVを見続け、その後

「あっ先に
病室回ってくるわ」と言って、さらに30分待たされた
こともあります。
とにかく、不妊治療の患者に対してはとても冷たい対応でした。

それに比べ、転院先の先生はとても親切で丁寧な方で、信頼できる方でした。
どうしてあの医師とこの先生が知り合いなのか…と思うほどでした。
この医師はもともと県病院の医師だったらしいです。

会陰切開後の措置が下手なので有名だったそうです。

その後、この地域に開業し、あっという間に今の
新しい医院を建築し、移転したようです。

それくらい口コミでは人気の医院なのですね…。

本当に信じられません。

もともと「妊娠」というのは病気ではない
し、昔は医師免許ではなく、助産婦がお産をさせていたのだから、何の
トラブルもなければ適当に診察していても命にかかわることはありません。
だから、何事もなく普通に妊娠し、普通に分娩した人にとっては、少々
言葉は汚くても「体育会系の先生」くらいにしか見えない
でしょう。
問題はトラブルを抱えた妊娠、出産です。

こちらに関しては、深い医学的な
知識も必要ですし、日進月歩の分野なので常に学んでいなければ対応できません。

こちらの知識はあの医師は皆無です。

れいちぇるさんのお子さんは先天性の障碍をお持ちとのこと…。
これを妊娠中に見抜けないなんて医師として失格です。

もし見抜けていたとして、

それをご夫婦に告げないで普通分娩に臨み、勝手に吸引分娩に持ち
込んだとしたら…これは言語道断
です!

絶対に許してはいけない思います。
その後の対応も差別的な言葉で傷つけ、罵倒するなんてモラルを疑います。
それに「頑張らなかった」発言も最低です…。