なぜはじめようと思ったかというと、私は去年の秋に第一子を出産したのですが、娘を出産した産婦人科医からひどいドクターハラスメントを受けたからです。
内容はとても一度には書ききれないので、これから育児の合間に時間を見つけて徐々に書いていきたいと思っています。
生まれてきた娘は重い病気と障害を持っていて、生後すぐに総合病院のNICUに搬送されました。
今住んでいる広島ではできない手術が必要とのことで、12月に東京の病院に転院しました。
妊娠中、ずっと「順調」「全然問題ない」と言われ続けてきたのに問題ありまくりでした。。。
それから、搾乳して娘の入院先へ通ったり、病気に関する情報収集に奔走する必死の毎日でした。
娘が退院して(広島ではもう手の施しようがないということです)東京での病院も決まり、やっと一息ついたところで、時間がたてばたつほど冷静になればなるほど、産婦人科医にされたこと、言われたこと、数々の暴言に腹がたってきて許せなくなりました。
一人の心ない医者の言動に傷つき、今でも思い出すと悲しくて悔しくて泣けてきます。
まさに、これは最近言われるようになったドクハラ・ドクターハラスメントだと思うようになりました。
訴えたい気分です。
後から後から怒りがこみあげてきて。。。
なのでカルテ開示請求や医師会への苦情など何かしようとは思ったのですが、医者同士はかばいあうんじゃないかと思ったりして・・・情報収集をしてから万全の体勢で臨みたいと思って、まずは皆さんの意見を聞いてみたいと思いました。
大切な娘のためにも泣き寝入りしたくないんです。
厚生労働省や医師会に、「医師への苦情を公正に判断してくれる機関はないか」問い合わせてみましたが、今の日本では残念ながら裁判所以外にないようです。
弁護士に相談したり裁判に持ち込めば、莫大な費用と時間がかかります。
何より医療ミスでさえ、患者側の勝訴は難しいですし、ましてドクハラでは、言った言わないの水掛け論になってしまい録音テープなどの証拠もないこちらは圧倒的に不利です。
もし、録音していれば絶対に損害賠償をとれると思えるくらいですが、まさかそんなひどい目にあうと思って病院にかからないですものね。
土屋繁裕先生の著書『ストップ ザ ドクハラ』に書いてありましたが、
「ドクハラを受け、心に深いトラウマを負った患者さんは、一体どうやってその傷を癒せばいいのでしょうか。
残念ながら現段階ではどうしようもないのです。
法的な罰則は何も存在しません。」
とのこと。
「今はただ患者さんが声を上げるしかないのです。これがストップ ザ ドクハラの第一歩なのです」
私は大事な娘のためにも泣き寝入りしたくありません。
だから声を上げようと思います。
ホームページを作るのはちょっと私には難しいので、せめてブログで声を上げ不特定多数の人にこの実態を知ってもらいたいと思いました。
もしかして、このブログを読んでくださった方で、同じようにドクハラで苦しんだ方がいらっしゃるかも知れません。
一緒に戦いませんか。
このブログを読んでくださった方から、悪徳な医者に立ち向かう何かいい方法を教えていただけるかもしれない。。。と思ってもいます。
ぜひお知恵を貸してください。
このようなひどい医者がのうのうとのさばっている社会にも疑問を投げかけたいです。
何よりも同じような悲しい目にあう人を、これ以上増やしたくない。
私の体験が、少しでも多くの人の病院選びに役立てばいいなとも思っています。
前置きが長くなりましたが、次回から具体的にドクハラ体験を書いていきたいと思います。
これを機に深く考えるようになった出産についてや、障害児の育児についても触れていきたいと思っています。