あいつのせいで自分の人生が滅茶苦茶にされた。

あんなことさえなかったら

自分はもっと違う人生だったはずだった。

 

こういった

過去に起きた出来事にまつわる想いが

自分の考え方や人生に影響を与えているようなことが

あるかもしれません。

 

人は嫌なことがあったからこそ

頑張れたり、乗り越えられたりもするのですが、

嫌だったことを

なかったことにしようと

同じような状況が起きた時に

無意識に避けてしまったり

逆にそこに関わる人や状況に対して

攻撃的になってしまうことがあります。

 

そうなると

いつも同じようなことで人間関係がうまくいかなくなる

と感じたり

いつも同じような状況で失敗をする

といったことがおきます。

 

ですから

過去に起きた嫌だった出来事は

できれば消化してしまった方がいいのです。

それは、その出来事が嫌なことではなく

一つの経験だったと捉えられるようになった方がいいのです。

フラットな状態になることです。

 

特に家族、親子関係のこととなると尚更です。

よほどのことがない限り

何かと関わりますし

切ってもきれない関係です。

 

多くの人は子供の頃に

親との関わりの中で

思い込みができることがあります。

それがきっかけで

大人になっても

自信が持てず失敗しやすくなったり

思い込みから人間関係をうまく構築できなくなったりします。