医師として働いて

最近よかったなと思うことは

とにかくいろんな人に会えることです。

 

診察をしていると

本当にいろんな人がいると感じます。

こちらが同じように対応をしていても

全然反応が違ったりします。

共通していることは

何かしら病気か怪我をしていることぐらいかもしれません。

 

病気でも底抜けに明るい人もいれば

自責で怪我をしてもこの世の被害者のような人もいます。

年齢、性別はもちろん職種だって様々です。

有名人、芸能人もいれば

ヤクザさんもいます。

日本語も英語も話せない人もいます。

でも結構コミュニケーション取れてしまうこともあります。

 

診察室で初めて会って

笑顔で入ってくる人もいれば

挨拶をしただけで舌打ちする人もいます。

やだー初対面でも先生大好きー!という人もいます。

 

そんな方たちとコミュニケーションをとりながら感じることは

人は心の健康が本当に大切で

その心によって

自分で自分を幸福にも不幸にでもできるのではないかと思うのです。

 

私のできることは限られるけれども

どういう状況であれ

その人が幸せになるには

本人次第なのだと思います。

今は自分のことがよくわからなくなっているだけです。

本当はどれだけ悲惨な状況であっても

幸せになれるのです。

 

いつも泣いていた人が

笑顔になれた時

前向きに生きることができるようになった時

私はこの仕事をしていてよかったと思えます。