いい人でも悪い人でも
仕事ができる人でもできない人でも
頭がいい人でも悪い人でも
絶対に避けられないことは死ぬことです。
自分で死ぬことを選ばない限りは
いつか来るであろうことですが
それがいつなのかわからないことがほとんどなので
ほとんどの人は自分が死ぬと言うことを忘れがちです。
昔、かなり重症な急性疾患で
病院に運ばれた時は生命の危険があったけれども
何週にも及ぶ治療で一命を取り留めた方がいました。
その方にはとても感謝され退院しましたが
その帰り道に交通事故で亡くなられました。
当時の私はかなり衝撃を受けました。
そして、当たり前ですが
医師はできる限りのことをしても
人の命に対してどうにもできないと
改めて思いました。
病気で死ぬとは限らないし
誰かに恨みを買って
殺されることだってないとも言えない。
それならばせめて本当にやりたいことは
今のうちにやらなければならないと思うのです。
もちろんすぐに全部はできないけれど
可能性としていつも心に留めておきたいのです。
その準備だけは進めておいても良いのです。