菌ちゃん大好きDrレイチェルです。
腸に住む腸内細菌は人によって全然違います。
とんでもない数のきんが住み
そこで各々活動をしています。
環境の変化(宿主の状態)によって
細菌の中でも
優勢になったり劣勢になったりすることはありますが
基本的には多種多様の菌がいればいるほど良いとされています。
いわゆる善玉菌と言われる
腸内環境を整え
免疫力を高めてくれるような菌たち
乳酸菌、ビフィズス菌なども
それだけしかいない状態では
腸の健康は保てません。
その菌だけの役割では不十分なのです。
これはに人の世界、地球上の世界でも同じです。
学校の中で算数が得意な子ばかり集まっても
算数はできても、そこだけ突出してしまうかもしれません。
運動ばかり得意な子が集まれば
運動は盛んでも他のことが疎かになるかもしれません。
そうでなくても、そもそも社会というものは
一つの事柄だけが起きるわけではありません。
いつもの仕事以外で急な対応が必要になったり
予測できないような事件が起きたりするものです。
勉強ばかりできればいいといわけではありません。
人と人との関わりは
多くのことを学ぶことができます。
そんな時に同じような能力を持つものが集まるよりも
いろんなことができる人たちが集まっていた方がいいのです。
変化の多い時代。
変化に各々が協力して対応できた方がどんな困難も乗り越えられます。