菌ちゃん大好きDrレイチェルです。

 

菌ちゃんの中には

地球に住む生物たちと友好的な関係を築いているものがいます。

一方で、人や動物に寄生して

エネルギーを奪っていくものもいます。

 

マラリア原虫は古くから地球に住み

蚊を媒介して人に感染します。

 

このマラリア原虫は

元々はミドリムシという自分で光合成をして

エネルギーを生み出して生きていた

生物の一種でしたが

その中で、人の赤血球に寄生して

エネルギーを得て生きながらえる個体ができました。

 

自活か他活

 

自活は自らエネルギーを作り出し

生きているもの。

高津は他者からエネルギーをもらい

生きているもの。

 

自分でエネルギーを作らず

他者に依存することで生きながらえることを

寄生と考えています。

 

進化の過程で厄介なものができてしまったものです。

 

でも、そんな感染させる側の人間だって

対策をしてきました。

遺伝子異常を起こすことでマラリアに感染しても

影響しにくい個体が出てきました。

 

鎌状赤血球症やサラセミアなどの赤血球異常のある人たちです。

 

遺伝性の病気は

時に貧血などの症状があり

不利に考えられてきましたが

環境による変化(感染)に対応すべく

生まれているのだと思います。

 

このように菌も人も進化してきたのですね。

 

でも、そうは言っても

やっぱり自活がいいです。

 

自分でエネルギーを生み出す。

自分で自分の能力を発揮させる。

それが地球の真っ当な生き方