こんばんは、菌ちゃん大好きDrレイチェルです。

 

さてさて太っていることを気にしていた

私のお話の続きです。

 

太っていることに関するイメージは

人によって、本当に様々です。

 

国によってはポジティブなイメージもあります。

アフリカや南太平洋の島国では、美と富の象徴でもあります。

子供の時から太らせるように食べ物を与える続ける風習がある国もあります。

最近では太らせるためにあえて薬を使うようなこともあるようです。

 

日本や他の西洋の国の場合、

肥満によって引き起こされる病気が問題になっているので

肥満自体を改善する必要がある人もいますが

健康を害するような体の状態ではなくても

太っていることをネガティブに捉える傾向にあります。

 

ポジティブに捉える国も

ネガティブに捉える国も

どちらにも言えることは

他人から見て

自分がどう思われるか

が重要視されていると思います。

 

健康上のことよりも

人からよく思われるために

自分の体型を良くしたいと言うことです。

 

かっこよく思われたい

芸能人のようになりたい

好きな人に気に入ってもらえるようになりたい

人から羨ましく思われるような存在でありたい

 

体重が健康に支障が出ている場合は

もちろん改善をしたほうがいいのですが

実際は子供の時から

過度なダイエットをしたり

整形をしたがるようなことがあり

危険なことです。

 

SNSの影響で他人と比較をし

自分が人からどう見られるかを

意識することが強くなったのかもしれません。

 

私自身も長らくこの観念に縛られていました。

私が体型を気にしていたのは

子供の頃の母親との関係性が原因でした。

太っていることが悪いことだと、惨めなことだと

言われていたのです。

母親はかなり痩せていたのに、

あなたは太っていると子供の時によく言われていました。

実際にはいわゆる標準体重でしたが、

周囲と比較すると太っていました。

母親の子供の時は痩せ型というか低体重でした。

「芸能人なんかテレビで見るよりもずっと痩せているんだからね。」

母親からそんなことを言われたこともありました。

テレビで見ていた時はぽっちゃりしていたアイドルが

東京で実際に会った時に、細身だったことが

ショックだったようでした。

 

子供の時に植え付けられた思いはなかなか根深いものです。

私は中学生ぐらいからダイエットばかりしていました。

といっても母親から強制的に食事は減らされているので

運動をよくしていました。

汗をたくさんかけば痩せると

夏場に厚着をして走ったり

水分をなるべく取らないようにしたり

危険なこともたくさんしていました。

 

それでもうまくいかないと

自分はダメな人間なんだと

落ち込むこともありました。

 

不思議なものでそうなると

自暴自棄になり

もういいやと

お菓子などを今まで以上に食べたくなるのです。

そしてまた自己嫌悪。

親に隠れて学校帰りに食べたりしました。

 

人から批判されることへの恐れ

本当は周りからも否定的に見られているのではないかという恐れ

 

自分のあるがままを受け入れられないことは

とても辛いことだと思います。

 

太っていることに限らず

人からどう思われるかに囚われ

心の中で苦しんでいる人はいるかもしれません。

 

むしろ人前で頑張って自分の気持ちを押さえ込んでいるから

食欲で発散させてしむ人も多いのではないでしょうか?

 

続く