自分の大切にする基盤である

食事が改善していくと、

自分の中に秘めていた

パワーが出せるようになっていきます。

 

今度はもっともっといろんなことに

挑戦したくなります。

 

今度はあえて苦手だったこともやってみました。

 

私の場合は以前は運動がとても嫌いでした。

どうしてわざわざ苦しいことをしなければならないのかと思っていました。

 

マラソンはずっと走っていると苦しくなるし

徒競走は最初のヨーイドンの時の緊張感が

自分の胸を撃ち抜かれるような感じがして

大っ嫌いでした笑

 

でも、自分のペースでちょっと自宅の周囲を走ってみると

案外苦しくないのです。

 

あれ?苦しくないぞ。

 

今まではまともにご飯も食べず

睡眠時間も少なく

体が疲れていたからかもしれません。

 

元気に健康になったら

家の周りもよく散策するようになり

ヨガなど体を動かす習い事などもしていたので

自然と体力がついていたのかもしれません。

 

でも、それ以上に気がついたことがあります。

自分が何かに強制されていない状態が

私にとっては心地よかったのです。

 

それまでは運動は学校の科目の一つとして

決めらたことをやらなければならないと思っていました。

体育の先生はなんとなく怖くてちょっと苦手でした。

 

それから、なんとなく自分は周りよりも

少し太っているという意識があったので

運動をしている自分のことが

なんとなく鈍臭い感じがしていて

積極的になれませんでした。

そう思われているのではないかと思っていました。

 

大人になってからも

体重が増えたことを気にして

朝に走ったりもしましたが

誰に何を言われているわけでもないのに

だんだん惨めな気持ちが出てきました。

 

こんなに頑張っているのに

いつも自分が報われないという

そんな気持ちが湧いて

肉体的な要素だけでなく

気持ちの面でも

苦しくなっていました。

 

でも今はそんなことはどうでもよくなっていたのです。

 

なんだ、全然大丈夫ではないか。

 

今まで自分で自分を卑下し

自分の能力を狭めていたのです。

これが自分を大切にできていない状態なのです。