自分とは違う生き方をした人

違う時代を生きた人を知ると

新しい視点を持つことができます。

 

するとこれまで持っていた固定概念が

本当にそうなのか?と思えるようになってきます。

 

多くは親や周囲の関係から

いつの間にかできてしまったものです。

男だから、女だから

いい大人だから

母親だから

といい役割を演じることで

完璧な姿を目指していたかもしれません。

昔はそれがあった方が生きやすかったかもしれません。

 

でも今は違います。

 

もっと柔軟に生きてもいいのです。

 

今度は、これまでの自分では無理、できない

と思っていたことを

少しづつやってみましょう。

 

以前の私は、食事を作ることができませんでした。

そんな自分をとても恥じていました。

 

でもそれは

心も体もとても疲れていて

時間にも余裕がなく

できなかったのだと気が付きました。

 

簡単なものでいい。

最初はご飯を炊くだけでもいい。

お茶碗に盛って

お味噌汁も豆腐だけでもいい。

ちゃんとしたご飯の完成です。

そして食べると

なんだかとてもホッとしたのです。

 

なんだ、全然大丈夫じゃない。

そう思えるようになった時

今まで自分が頑張りすぎていたことに

納得がいったのです。

 

睡眠時間を削り、休憩も取らず

食事の時間すら削って

一生懸命働いていた自分は

不器用だったんだ。

でもそこまでよく頑張った。

周りのことばかり考えて

そうしなければ生きていけないと思っていたんだ。

 

でももう大丈夫。

そんなことをしなくても

まずは自分の心と体を大切にしよう。

 

そんな気持ちの変化から

生活習慣が変わり

仕事との関わり合い方が変わり

周囲の人間関係も改善していったのです。