菌ちゃん大好きDrレイチェルです。

 

昨日は自閉症の話をしましたが

私は自閉症が悪いものだと思っていません。

確かに自閉症の家族のいる方の中には

なかなか大変な思いをされたことがある方もいるでしょう。

それも人それぞれ。

 

何においてもそうですが

自分の経験することや

自分の関わることに

本来良いも悪いもないのです。

 

私自身、弟のおかげで

他の人にはできない体験もたくさんしました。

その関わりの中で傷ついた経験もありますが

それをきっかけに

自分について深く知るきっかけにもなりました。

 

ただ自閉症が第二次世界大戦後から

世界中で急速に増えていることは事実であり

それが腸内細菌と関係がありそうだとわかってきたことや

その腸内細菌が身の回りの食事や薬、農薬、精製された小麦製品など

日常生活と関わることで起きている

可能性があるかもしれないというだけです。

 

私は細菌が好きですし

何か自分の中で疑問であった点と点が結ばれたら

自分の頭の中だけでなく何か多くのことが

クリアになるかもと思っています。

細菌と人との関係を

もっと自然なより良いものにしていきたいです。

 

さて、そんな私ですが

弟と同じ母親から生まれています。

それぞれが生まれる時の母親のストレスがどうであったか

わかりませんが、

なんとなく受け継ぐ腸内細菌も似通っているかもしれません。

 

私の腸内細菌について調べたことはありませんが

子供の時はずっとお腹の調子は悪かったです。

特にストレスがかかるような状況になると

途端に痛くなりました。

急にお腹が張ってきます。

 

よく通勤途中にトイレにいきたくなるアレと同じです。

当時きちんと病院にかかっていませんが

そしてまだ概念的にも確立されていなかったと思いますが

おそらく過敏性腸症候群であったと思います。

 

何か大勢の前で発表しなければならない時

急いで何かをやり遂げなければならない時

急にお腹が締め付けられるように痛くなり

そしてその状況が過ぎると治っていました。

 

過敏性腸症候群のタイプは

便秘型、下痢型、混合型などありますが

いずれも症状は苦しいものです。

 

この過敏性腸症候群の多くは

SIBO(小腸内細菌異常増殖症)を合併します。

小腸には本来細菌は少ないのですが

何らかの原因で小腸に細菌が増えてしまい

それがガスを産生したり、

お腹の動きを活発にさせたりするのです。

 

今の私はこれたの症状がほぼなくなってきました。

食事の内容が変わったということもありますが

自分がどういったことでストレスと感じるのか

そしてそれを解消していくのか

自分の心に溜め込んでいたものを

解消していったからだと思っています。

 

細菌について調べることも

楽しいのですが

細菌と人との関わり、

特に人の心について

もっと解明していくと

健康への道がひらけてくるかもしれません。