菌ちゃん大好きDrレイチェルです。

 

私は10年ほど前まで癌の患者さんの治療をしていました。

 

なかなか完治が難しい分野の癌だったので

亡くなる方も多くいました。

患者さんには

病名である癌の告知のほかにその経過、余命などを

お伝えしなければなりません。

 

多くの方は

まず癌という病気に対して

そして生命に限りがあると感じ
感情が爆発します。

こんなに頑張って生きてきたのに
辛い思いをしてきたのに
どうして報われないんだ。

 

人は誰かのために生きてしまいがちです。

家族のために

会社のために

一生懸命働きます。

 

でも自分のことは

大切にできていなかったりします。

 

だから

自分の生命に限りがあると知って

はじめて

本当の自分の人生を生きていなかったのではないか

と気がつくことが多いのです。

 

誰かのためにというのは

もちろん素晴らしいことなのですが

誰かのためと他人軸で生きすぎて
自分は何をしていることが嬉しいのだろう。

自分がどんなことで人の役に立ち

自分も喜べるだろう

ということに気がつかなかったりするのです。

 

人より優秀か

人よりも才能があるか

人よりもお金が稼げるか

ということ以上に

自分が好きで

自信を持ってできることで

人の役に立てたら

どれだけいいだろう

と考えるのです。

 

私自身、社会的な風潮に流されがちで

自分が本当にやりたいことよりも

親に勧められたこと

社会的に認めれることに意識がいき

本来の自分を見失いました。

結果、評価されることばかりを気にして

体を壊しました。

 

努力はとても素晴らしいことです。

ですが自分の本来望んでいることを

やりたいことをしっかり見つめなければ

ある時、私はなんのために生きているの?

とわからなくなってしまいます。

 

本当の自分を見つけるためには

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