菌ちゃんは環境の変化に敏感です。

その場の住み心地で

繁殖しやすい種類や数が変わります。

それは糠床も住環境も腸も同じです。

 

糠床は

酸っぱくなったり

水分が多くなったり

日々ちょっとした変化が起きます。

それは住んでいる菌ちゃんたちによるものです。

 

酸っぱくなるのは

酸素に触れなくなることで

酸素が嫌いな菌ちゃんたちが繁殖し

酸性に傾くからです。

そんな時は手を使って糠を混ぜ混ぜします。

環境を意図的に変えてあげるのです。

糠床が空気に触れることで酸素が嫌いな菌ちゃんたちが減るのです。

そうすることで糠床の菌ちゃんのバランスが取れます。

 

部屋の掃除は

一日しなくても死にはしませんが

したらスッキリします。

でも掃除を全くしていないと

普段それほど部屋にいなくても埃が溜まります。

気がつきにくいけど

なんとなくどんよりとしてきます。

知らないうちにダニやカビなどが

つきやすくなります。

これらはアレルギー症状を起こします。

だからと言って

除菌除菌と徹底してしまうと

そこに住まう菌ちゃんたちはバランスを崩し

変な悪さをする菌ちゃんたちが

増えてしまうこともあります。

いわゆる薬剤耐性菌っていうやつです。

 

個人的には普段はささっと箒、時々掃除機で埃取り

そのぐらいがちょうどいいかなと思います。

でも掃除ってなかなか時間や心に余裕がないとできないですよね。

 

人の腸の中もバランスよく菌ちゃんたちが住んでいます。

腸の中でバランスが取れていることで

消化吸収がうまくいき、

免疫機能や心の状態を落ち着かせることができます。

 

でもバランスの悪い食事やストレス、睡眠不足になると

腸の動きが悪くなります。

すると腸の中に酸素が増え

腸内の特に善玉菌ちゃんたちの住み心地が悪くなります。

悪玉菌は酸素があっても生きられるので

悪玉菌優位になります。

 

部屋の掃除ができない時って

心がいっぱいいっぱいになっていることが多いかもしれません。

忙しく余裕がなくて、

自分の身の回りのことに手が回らないかもしれません。

それに連動するかのように食事も疎かになり

腸の中も乱れがち。

 

心を整えることも

部屋の掃除や食事、自分の周りや自分の内側をケアことも

そして菌ちゃんたちとの連携も

健康でいるためには大事です。

 

実際に病気の多くは遺伝子による影響よりも

環境による影響が大きいと言われています。

 

そのためには

やぱり

ストレスケアって大事だと思います。

 

外でがんばりすぎて

疲れてしまう方には

ストレスケアがおすすめです。