地球上に住む人間には様々な人種があります。

 

日本人はアジア人として

カテゴライズされています。

中国や韓国、台湾の人など

顔を見れば

西洋人と比べて似ていることがわかります。

実際に遺伝子学的にも似ています。

 

では、腸にすむ菌ちゃんたちは

どうでしょうか?

 

実は同じアジア人でも全然違います。

 

腸内細菌たちは

食事の影響を受けます。

 

一見すると全然似ていない

中国人とアメリカ人ですが

実は腸に住む腸内細菌は似ています。

一方、中国人と日本人はあまり似ていません。

 

それは昔から肉を食べたり

油を使った料理が多いからだと考えられています。

中国では熱い料理を冷めないうちに

出すことが良いことだとされていたようです。

ですから油と火を使った料理が多いように感じます。

豚肉などを使うことも多そうです。

一方アメリカの食事は

肉、乳製品が中心。油もよく使う印象です。

そして、日本人は今でこそ

食事の形態が欧米化していますが、

元々は穀類、特に米が中心。

野菜や魚、豆類などを摂る食事が主流でした。

昔は仏教の影響からか

肉類はこっそり食べるような感じでした。

 

そのために穀類を好む腸内細菌が多いのです。

 

この昔から受け継がれた日本人の腸内細菌たちは

日本人の健康の手助けをしてくれています。

特に酪酸という短鎖脂肪酸を作る菌ちゃんたちは

人の免疫力を上げてくれます。

蠕動運動も活発にしてお通じもスムーズ。

体の中で炎症が起きることを抑えてくれたり

体に必要なホルモンの材料も作ってくれます。

そしてメンタルの安定にも役立ちます。

ストレスを溜めがちな人にはピッタリ

 

そんな日本人にいる善玉菌の腸内細菌が喜ぶ食品は

日本に古くから根付いた発酵食品や

食物繊維が豊富な食材(野菜、海藻類、豆類、きのこ類)

自然なものを自然な形でとる食事が

あっています。

 

和食とかまえず

簡単にできるものでいいと思います。

 

ということで15分でできた私の夕食