歌が苦手だった原因を辿ると

思いがけず子供の時に傷ついた経験から

自分の能力を発揮することを

閉じてしまったことに気がつきました。


本当に知らず知らずのうちに

心の傷は能力発揮を阻害してしまうのです。

 

その後、私の歌に対する気持ちは

どうなったのでしょう?

相変わらず、まだまだ抵抗がありました。

でも、やらないわけにはいきません。

嫌だと思ったことから逃げていては

何も変わりません。

そんな想いが湧いてくるようになりました。

 

まず、誰かに何を言われても

ただ自分がやりたいように練習をしました。

一人カラオケボックスに行き練習をし

一人で車を運転する時間は

同時に歌を練習する時間だと割り切り

練習をしました。

最初はたった一人なのに

それで声を出すのが怖いと思っていました。

それでも練習するうちに

一人なら大丈夫と思えるようになりました。

 

最初は歌っている時に悔しさが出ました。

自分はバカにされているように感じる悔しさ。

自分の思うようにいかない悔しさ。

そのために歌っていると

余分な力が入っていました。

喉を痛めやすかったです。


でもだんだんと一緒に練習をする

仲間が増えていきました。


すると自分の歌はさておき、

練習が楽しいと思えるようになってきました。