前回は、バーストラウマという心の傷は

お母さんのお腹の中にいる時に感じていた想いや

出産体験した時の心の傷というお話をしてきました。

 

このトラウマを抱える時期は

まだまだ続きます。

だいたい3歳ごろまで続きます。

 

赤ちゃんは生まれてから

地球という世界に適応するだけでなく

お母さんやいろんな人の

助けがなければ

生きていくことができません。

 

お腹がすけば泣き

急にお母さんの姿がみえなくなり

不安になったら泣き

自分の思うようにいかない時

泣いて感情を伝えます。

そうして自分の危機的な状況を伝えようとします。

 

でもなかなか思うようにいかないこともあります。

 

仕方がないことではありますが

バーストラウマによって

生きることが

辛く苦しいという想いは

誰でも持ってしまいます。

 

この想いを相殺するのは

ここにいてもいい

自分は自分のありのままでいい

という安心感、愛情です。

 

お母さんをはじめ

家族、関わる人たちに愛されている実感です。

 

面白いことに

腸内細菌の世界は

だいたい3歳ぐらいで

ほぼ大人と同じになります。

 

3歳までの間、

お母さんに抱っこされ、

お父さん、兄弟、おじいちゃん、おばあちゃん

ペットとふれあい、

たくさんの菌ちゃんたちをもらいます。

 

また、手を舐めたり

手の届くものは舐めてかじって

なんでも口にします。

生後10ヶ月ぐらいには

ハイハイもしはじめます。

 

手から口から

ありとあらゆる菌ちゃんたちを取り込み

お腹の中に住まわせるのです。

 

そうして独自の腸内細菌を作っていきます。

この腸内細菌の中には

幸せを感じるセロトニンなどを作る作用もあります。

 

いろんな人とふれあい、

興味のあるものを取り込むことで

腸内細菌たちは種類も数も増え

赤ちゃんをどんどん元気に幸せにしてくれます。

 

逆にお母さんや家族とのふれあいが少なかったり

自分のやりたいようなことができない制限があると

腸内にたくさんの菌ちゃんたちを住まわせるチャンスも

少なくなります。