挑戦企画第五弾「階段で東京タワー昇れるかな?」
みなさん、ご無沙汰です。
らちゃかん「できるかな企画」です。
久しぶりに、挑戦してきました!
4月に!!
今は8月ですが、挑戦したのは4月です。
最初に謝ったので、アップが大幅に遅れたことは、笑って許してください。
改めまして、なんと、なんと1年ぶりのチャレンジであります。
いやね、すっかり負け癖がついてしまいまして。
もう何をやったらいいかわからなくなってしまいました。
過去企画を振り返ってみますと・・・。
カラオケ100点・・・・とれませんでした。
明石家サンタ・・・・電話がつながりもしませんでした。
ONE PIECEの似顔絵コーナー・・・・かすりもしませんでした。
ボーリングでストライク・・・・20分で諦め、遊びに走りました。
こんな劇団に、
グリフェス優勝なんて、できるわけありませんでした。
正月の公演を応援してくださった皆様、本当にすみません。
もう、どうしたらいいんでしょう?
孫正義が言ってました。
「やるからには勝ち癖をつけろ。
負けるだろうという戦いは、最初からするな。」
と。
さすが孫さん。いいことをいいます。
孫悟空、孫御飯、孫正義。
勝とう!
簡単なチャレンジをして、勝ち癖をつけよう!
そして、負け続けた事実を受け入れず、間違った認識のままで、
間違ってこの先も生きていこう!
座長も言ってました。
「10周年記念公演も終わったし、楽しくいこうぜ。」
受験に失敗したクセに、「残念旅行」と称して温泉に行くダメ浪人生の発想です。
前置きが長くなりましたが、
我々は、幼稚園児でも成功できて、かつ満足感の得られる
都合のいいチャレンジを探しました。
そしてついにみつけました!
「東京タワーを階段で登れるかな?」
なんかちょっと大変そうですが、
東京タワー株式会社の公式ホームページを読んでみると、
「幼稚園児でも20分くらいで成功可能
成功すると、認定書がもらえます」
と書いてあります。
スーパー楽勝です!
今年、らちゃかんはめでたく全員、30代超えましたからね。
幼稚園児ができることなら、我々にだってできるはずです。
そんなわけで、今回、集まったメンバーはこいつら!
前列左から市田、永峰、荒井、
後列左から綱川、三浦、高野、藤田。
既存のメンバーは、いかにも負け癖のついた、しみったれた顔をしていますね。
覇気というものがみじんもありません。
したがって、今回は、一人づつフルネームで紹介する価値もありません。
対照的に、新人団員二人(永峰あや、綱川敦)は
フレッシュでとってもいい表情です。
(年齢はちっともフレッシュじゃありませんが・・・。)
そして、もう一人の新入団員、影山美香。
当時、正式入団していなかったので、ピンショットです。
ちょっとこのテンション、怖いです。
参加できて、本当によかったですね。
天気は快晴。春の日差しが暖かく、杉たちもバンバン花粉を飛ばしています。
まさに絶好のチャレンジ日和。
もう、鼻水と涙でダルくてしかたがないので、
チャレンジ前に、いちょテンションをあげておきましょう!
階段の入り口前に、鼻紙みたいなテーマパークがあったので、
鼻くそで作ったみたいな乗り物を使って、
無理やりハイテンションになってみました!
【ガンキャノン的なロボットで決めポーズの藤田。】
【「決めポーズなら私の方がうまいぜ!」新人劇団員の永峰あや。】
左下の綱川くんは
先ほど階段とタワーを見上げてから、膝に力が入らなくなってしまったそうです。
高所恐怖症だそうです。それなら来なければよかったのに。
「あはは!あたしも撮影して!!」
【自らパンダに乗って勝手をいう新人劇団員影山さん。】
今、らちゃかんでダントツ一番のおバカ娘です。以後、お見知りおきを。
まわりの子連れ親子たちが、遠巻きに白い目でみています。
繰り返しますが、らちゃかんは今年、全員30代を超えました。
あ、忘れてました!今回のこのチャレンジ、普通に登っても緊張感が足りないので、
ちょっくら足枷をつくってみましたよ。
今回のチャレンジ、正式名称はこれです。
「東京タワーの展望台まで、
ピンポン玉を、お玉で運べるかな?」
あらかじめ、劇団員たちに、お玉を持参してもらいました。
おや?集まったお玉のなかに、
プレートや、スコップのようなものもありますね。
でも、前日にちゃんと
「家からお玉をもってきて」
という業務連絡のメールが送られてきたはずです。
そしてそれをみて、各自に持参してもらったはずです。したがって、
これらも間違いなく、お玉です。
公正にくじ引きで決めた結果、各自、得物が決定です。
プレート型のお玉は三浦ヤスタカが、
スコップ型のお玉は高野ちん太郎がひいてしまいました。
新人含め、他の団員は、普通のお玉。
練習したらピンポン玉を乗せる要領もわかったようで、
みんな、やる気満々です。
さあ、チャレンジ、スタート!!
鎌ヶ谷中年ヒーローが終わってから既に約3か月。
20分あまりの道程とはいえ、この階段をお玉にピンポン玉をのっけたままの階段登山。
なまりきった体の中年たちは、なかなかにしんどいようです。
特にこの2人。
案の定、ちん太郎は何度もピンポン玉をおっことしています。
すでにいろいろとやり直しのきかない年齢のちん太郎は、
どうしてもピンポン玉を自分の年齢や、人生と重ね合せてしまうようで、
心がどんどん死んでいきます。
一方の三浦ヤスタカくんは、まあまあ大変そうですが、
ほとんど落とさず順調に運び続けているようです。
どこかの子ども会のチャレンジャーたちが、
アホな大人たちをおいこしていきます。
「おじちゃんたち、なんでそんなにノロノロ登ってんの~~?」
「お兄ちゃんたちはね、お玉でこのピンポン玉を落とさずに頂上まで昇るんだよ」
「あはははは。そうなんだ!
・・・いい歳してオッサンらが何やってんの?邪魔だから端っこ歩けよ」
「あ、少し上にはおんなじことやってるおばちゃんたちもいるぞ。こいつらきっと結婚してねえんだろうな」
なんと利発で、聡明な子供たちでしょう。
将来、彼らが社会人になってこの日本を背負ってくれると思うと、
とても心強い気持ちになれます。
この国の借金は3倍、いや、5倍に増やしておきますから、日本のことをよろしくお願いします。
一度はテンションが下がったものの、黙々と昇り続けること20分。
みてください。こんなに高いところまでやってきました。
うわあ、高いな。
下の人間たちが、不潔な絨毯でうごめくダニみたいです。
ゴミのような下界を眺めているうちに、喘息もちの高野ちん太郎は発作がおきてきました。
高所恐怖症の綱川くんは、口をパクパクさせて泣いています。
さあ、ゴールはもうすぐ!
【胸くその悪くなるユルキャラも、応援してくれてますよ!】
きました!531段目、
ついにゴール!
ハンデを課した登頂の為、30分ほどかかってしまいましたが、
ついに、らちゃかんできるかな企画、
誰も脱落することなく、初の成功を収めました!
ありがとうございます!
ピンポン玉も、ちん太郎以外は殆ど落とすこともなく、
ついに大展望台に到着!
標高150mの大展望台で、勝利の記念撮影♪
そして、係員さんにもらいました。
勝利の証「昇り階段 認定書」
高所恐怖症の綱川君もよく頑張りました。
できるかな企画、5回目にして、
初のチャレンジ成功です!!
このまま帰るのもせっかくなんで、
みんなでさらに標高250mの特別展望台にも昇ってみました。
エレベーターで。
みてください。この高さ。
「俺たち、さっきまでなにしてたっけ?」
この眺めをみていたら、階段でのぼった150mに、何の意味があったんだろうと、
感動が0.1秒で消え去りました。
自分たちが何をしに来たかもすっかり忘れ、普通に東京タワー見物して、
お昼ご飯も食べて、ダラダラと、解散です。
最後に・・・・
ピンポン玉を一番落としたちん太郎には
こんな罰が贈呈されました。
座長がちん太郎の「昇り階段認定書」を・・・
「あああああ・・・。」
皆さん、本当にお疲れ様でした。
【オマケのオフショット】
【高所恐怖症でぐったりする綱川敦】
【床から下をみれる窓ではしゃぐ市田(38歳)と影山(31歳)】
レポート・高野ちん太郎