熊沢騎手のカード

 

  武蔵野ステークス

 

 

01.ペリエール

内の馬に行かせてスッと2番手につけるが、外から勝ち馬にぴったりマークされる。手応えよく直線に向くが、残り1ハロン手前で交わされて甘くなった。時計の壁か。

02.ベルダーイメル
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中団の前から抑え切れない手応えで好位馬群へ。直線入口で前3頭の外に出して少し伸びあぐねていたが、ジワジワと差を詰めてゴール寸前で2着に浮上。60㌔を背負って健闘。

03.ドライスタウト

スッと外3番手。4角で仕掛け、抜け出しを図るスマイルウィを追う。反応は速くないが、大トビで一完歩毎に加速。残り100mで並んで抜け出した。この距離がベスト。

04.タガノビューティー

後方の内。4角の出口で大外に出し、左手前のままグイグイの伸びてきた。勝ち馬は別格だが、2、3着馬とは展開の差。

05.セキフウ

スタートで外に膨れて中団後方の外。向正面半ばから仕掛けて前に接近するが、この距離は長く、直線で切れる脚はなかった。距離短縮なら▲。

06.ライラボンド

出遅れて後方のイン。距離ロスなく回って直線でも進路があったが、一瞬伸びかけて直線半ばでは脚色が鈍った。

07.タイセイサムソン

促して1角でハナへ。ぴったりマークされたとはいえ、馬場を考えればそれほど速いペースではなかった。しかし3角であっさり交わされる。案外な内容。ベストの左回りの1400mなら△。

08.ヘリオス
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内からジワッとハナに立ってマイペース。58.5㌔でも手綱を抱えたまま直線へ。残り1ハロンで追い出すとしっかり伸びて押し切った。行き切ったことで詰めの甘さを補った。

09.マルモリスペシャル

1400mで前に行って外々の距離ロスがあっては直線で伸びる脚がなくて当然。それでも最後まで渋太く、横一線の4着争いには僅かに先んじていた。1200mなら△。

10.ケイアイシェルビー
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押して押して内枠を利してハナに行き切る。手応えよく4角を回ってくるが、残り400mで追い出しても反応ひと息。2頭にあっさり交わされて甘くなるが、何とか掲示板に踏みとどまった。

11.メイショウウズマサ
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押っ付けて外3番手。勝負どころの反応は鈍いが、直線半ばまで頑張っている。ただ、この展開で踏ん張る脚はない。注文がつく。

12.レッドルゼル

行く気なくじっくり後方のイン。直線も最内を突いてしっかりと脚を使っているが、前も止まらなかった。

13.ステラヴェローチェ

19カ月ぶり。2番手の外。流れは速かったが手応えよく直線に向く。少し伸びかけて最後は止まったが、センスは十分に見せた。

14.ヴァルツァーシャル

出遅れて寄られるが行き脚ついて中団の後ろ。4角大外を回りながら手応えよく接近。残り300mから追い出しても左手前のままで加速できなかったが、距離短縮で復調気配は見せた。

15.カテドラル
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じっくり後方。3角から外を回って押し上げるが、4角7頭分の大外を回るロスでポジションは上げられず。直線で伸びる脚も残ってなかった。

16.ペースセッティング

出遅れるが内から盛り返して4番手で砂を被ってもヒルむ様子はない。4角で外の2番手に持ち出し追い出すと、グイグイ伸びて残り100mからは独走状態。ダート適性を見せ、上でも楽しみ。

 

 

 

今回のレースを踏まえての前走内容、印ではなく、あくまで前走が終わった時点での内容、次走の狙い度(印)です。◎〇▲△×…の順で、人気しないだろうけど馬券で勝負したい!と思わせる内容には☆をつけています。