菊花賞 全馬のレース内容

菊花賞　　レース内容

１.ドゥレッツァ
○
大外枠でスタートは速くなかったが、少し掛かり気味にスタンド前でハナへ。しかし２角で控えて脚をためる。手応えよく４角を回り、追い出すとあっさり抜け出して独走。圧巻のスタミナと瞬発力。

２.タスティエーラ
○
中団後方の外目で折り合えた。３角過ぎから仕掛けて直線入口で綺麗に前が開くとしっかり反応。いい瞬発力を見せて伸びてくるが、相手が悪かった。

３.ソールオリエンス
○
後方の外につけて３～４角で大外を動く。距離ロスが大きくなったが、最後まで渋太く脚を伸ばした。距離と通ったコースを考えれば評価できる。中距離なら。

４.リビアングラス
○
外３番手で折り合う。外を回る逃げ馬の内から３角で先頭へ。４角から仕掛けるが、直後から勝ち馬が楽についてくる。残り１ハロン手前で交わされると甘くなった。自己条件なら○。

５.サヴォーナ
▲
ジワッと後方。ペースの緩んだ向正面で大外から動いたのは好判断。３～４角で内に入れず距離ロスが大きくなったし、直線は右手前のままだったが、最後まで渋太く伸びた。スタミナ上位。

６.ハーツコンチェルト
◎
中団前方のいい位置だったが、向正面で他馬が動いて馬群に押し込められ、窮屈な位置で４角でバランスを崩す。大トビだけに痛い不利。直線は馬場の悪い内目から脚を使っている。自己条件なら◎。

７.マイネルラウレア
▲
行く気なく後方のイン。４角で窮屈になりながらも距離ロスを抑えて最内を選択し、最後まで渋太い脚。自身の持ち味は出しているが、瞬発力勝負ではここまでが精一杯。自己条件なら▲。

８.ナイトインロンドン
▲
中団後方の内目で脚をため、４角のペースアップで置かれかけるが、直線に向くとジワジワと加速してきた。不向きな展開で上々の内容。自己条件なら▲。

９.ファントムシーフ
×
中団で折り合ってじっくり脚をためる。周りの動きを見ながら４角で仕掛けるが、反応は速くない。ジワジワと伸びているが、この距離での瞬発力勝負になっては分が悪かった。

10.サトノグランツ
×
後方でやや促しながらの追走。３角からのペースアップにステッキを入れてついて行くのがやっとで、進出できず。４角出口で大外に出し、直線はピッチ走法で脚を使うが、前には迫れず。

11.ショウナンバシット
…
少し出負けして中団の後ろ。じっくりと脚をためて直線に向き、ジワジワと脚を伸ばした。切れる脚はない。

12.シーズンリッチ
△
行きたがるのを抑えて後方。距離を意識して、手綱を引いて我慢して直線勝負。ためていた分、ジワジワと脚を使った。1800ｍ～2000ｍなら△。

13.ウインオーディン
○
ジワッと乗るが、後方で力んでしまう。ペースの緩んだ向正面でも動かず我慢。ペースの上がっている４角で７頭分の大外。今日の展開でこの形では勝負にならない。自己条件なら○。

14.トップナイフ
△
出遅れ後方。ペースの緩んだ１角で外からゆっくり動き出し、３角では好位へ。そこで流れに乗るが、４角でもう余力は残ってなかった。今日はスタートがすべて。

15.ノッキングポイント
☆
中団の内。完歩の大きな馬。ペースの上がった３～４角で馬場の悪い内目で窮屈な馬群の中では厳しかった。４角では引っ張る不利もあり、まったく力を出せず。度外視。直線の長いコースの中距離で☆。

16.ダノントルネード
×
先団の後ろ。内々の絶好のポジションで流れに乗れていたが、３角からのペースアップに置かれ気味。直線で一杯に。自己条件でも×まで。

17.パクスオトマニカ
…
１周目４角で前に出られるが、２角でハナを奪い返す。トビが大きいので、荒れた内に入れず外を回る。３角で前に出られると４角で手応えがなくなった。