毎日王冠出走馬の前走内容

1.シュネルマイスター

▲ジワッとリズム重視で後方の外。残り400ｍからびっしり追われ、しっかりと脚を使った。２着だった昨年より、完歩が大きくなり体幹も強くなっている。

▲中団の内でやや掛かり気味。それでも抜群の手応えで直線に向き、残り300ｍを切って強引に最内に突っ込む。ジワジワ伸びて力は示したが、理想は中山。

…出遅れて中団の外。スローの外々を回り、直線で伸びる脚はなかった。流れ込むのがやっと。

▲アオるが促して中団の前。直線向いて追い出し、反応は速くなかったが大きなフォームで徐々に加速。残り１ハロンで先頭に立つが抜け出す脚はなく、あと50ｍで交わされた。

…スッと２番手から３角で逃げ馬がバテて先頭へ。ただ直線の追い比べで踏ん張る脚はなく、直線はジリジリ後退。

×好位の内で流れに乗る。包まれる前に３角過ぎから前２頭の外に持ち出す。直線で左手前で走ったのは４完歩だけ。すぐに右手前に戻し、２着馬との追い比べに競り勝った。

△パシファイア。好スタートから押してハナに行き切り、残り400ｍで交わされてからも食い下がっていた。最後は少し甘くなったが、前に行ければ簡単にはバテない。

○行く気なく後方。３角で外から少し動いて、４角は内から６頭分の大外。距離ロスはあったが、直線は回転の速いフォームでしっかり伸びて差し切った。府中は合うし、力もつけている。

×アオって前に行けず、中団馬群で脚をためる競馬に。直線でフタをされて追い出しが遅れ、外に出せたのは残り１ハロン。そこからの加速は速くなかったが、ジワジワと脚を使った。

○８㌔減で好馬体。手綱を引いて中団の外。直線向いて追い出すと徐々に加速。坂を上り切るとグイグイ伸びて一気に前を飲み込んだ。左回りのマイルでは敵なし。

…本来の出脚がなく後方の外。向正面でジワッと動いて中団へ。スローペースで外々の距離ロスもあり、直線で伸びる脚はなかった。自分の競馬ができず。出脚が鈍ってきたのは心配。

×出負けして後方のインでじっくり構えて直線勝負。その割に伸びは平凡。展開は向かなかったが、他の差し馬にも伸び負け。時計勝負では厳しかった。