このところ、赤い国旗を持った国々が、わが国に大きく揺さぶりをかけています。
そのひとつが、中国(中華人民共和国)の尖閣諸島領有権主張!近代になってから、尖閣諸島はずっと日本固有の領土ですし、国際法上も日本領として確定しています。
それをぬけぬけと国際法を無視して、何の根拠もなく、自国の領土と主張し、自国の漁船に日本領海内で操業を奨励しています。また今回は、漁船といいながら(実際に船に積んであった魚は腐っていたそうです。真の漁師なら魚を腐らせません。漁師を装った何者かです。)、日本の海上保安庁の船舶に ぶつかってきました。
そして、日本の国内法にのっとり逮捕、取調べすると、一方的に日本に非があるごとく外交問題にして、挙句の果てには、レアアースを輸出停止。
脅しとタカリです。こりゃヤクザがすることと同じ次元ですね。
そしたら、今度はロシア共和国(旧ソビエト社会主義連邦共和国)が第二世界大戦、日本が無条件降伏したその後一方的に攻めてきて、不法占拠した北方四島。ソ連時代から歴代の強硬な書記長、大統領でさえ、いわばグレーな問題として足を踏み入れなかったのが、今になって自国の領土を主張するように、大統領が訪問。
この一連の赤の国旗を持った国々の行動は何なのでしょうか?
冷戦は終わった、といっていますが、経済的には資本主義的運営を両国ともしていますが、いまだに政治的には独裁的な色彩が強いです。
経済的破綻によって、冷戦は崩壊し、社会主義経済を放棄して資本主義的経済を選んだが、政治的にはやはり赤の国です。
その政治的独裁色の強い国、両大国と地理的にも接しており、関係が深いのがわが国です。
そのわが国が経済が停滞して、国力が衰え、同盟国であるアメリカが日本との結びつきより、中国、ロシアとの関係を重要視していくと思いきや、両国は一致してわが国に蛮行を犯しました。
やはり、自国は自力で守る必要があります。尖閣諸島、北方四島を取られたならば、その赤い国は、次には沖縄すべて、北海道まで、最後には日本列島全てが自国の領土と主張してくるに違いありません。
世界に冠たる平和憲法が、自国を滅ぼしてしまうのでしょうか?
これからの日本を考えて行動する正念場です。
この両国、アメリカとはまだ対等に張り合えないので、そのパートナーである裸の経済大国日本をいじめて、そこから何でも掠め取ろうとしているように思えます。
もう、平和ボケは止めましょう。あの鳩山前首相の友愛はどこにあるのでしょうぁ?
少なくともこの極東地域にはありません。