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ジャン・ポール・エヴァン

甘いものは美味い。


あまい → うまい


チョコの季節がやってきました。


日が経ってしまったのだけど、1月28日だったかな、新宿伊勢丹で行われた、


ショコラ屋さんの、ジャン・ポール・エヴァン氏のトークショーに行ってきた。


トークのお相手は、男性ファッション誌「メンズクラブ」編集長の戸賀敬城氏。


通称「トガッチ」^^;


同い年なんですよねえ。


びっくりの観た目です。


トークショーはというと、トガッチがなるべく柔らかい、俗っぽい、いかにも


ジャパニーズ・ヴァレンタイン的な方向に連れ込もうとしているのだけど、


いやあ、エヴァン氏は良い意味でショコラ・バカ。


マニアックな表現で、とにかく正しいショコラの味わい方、この日用意された、


テイスティング用のショコラのカカオの素性を説明してくれるわけです。


その姿勢に、なんか感激しました。


ほんと、自分の仕事が好きで、誇りももっていて、それが伝わってくるから、


食べたくなる。


なんのジャンルであれ、いい作り手に出会うと、元気がもらえます。^^

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画像はこの日用意された、テイスティング用3種。


常温に戻して、口に含み、しばし舌で味わったのち、口をあけて、


鼻腔に空気を回すとさらに深い味わいが得られるそうです。


昨夜は、ヴァレンタイン用のショコラを買い求める女性たちにまじって、


氏のお店を物色しました。


この時期は新作が出るので、買い時でもあるのです。

煉瓦亭

ちょっと、間を開けると、あっという間に日が過ぎしまう。

先週、仕事帰りに銀座をぶらつき、煉瓦亭に寄った。

言わずと知れた、洋食屋さん。

入ったのは2回目かなあ。

50年物のレジスターを使ってた。

素敵なことですねえ。

使ってるご主人(?)も、70を過ぎた感じ。

席に案内してくれるのは、おそらくその息子さんと思しき、そっくりの男性。

雰囲気含めて、美味しい晩御飯でした。

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あ、画像は、ポークのヒレ・カツレツです。

けっこう塩味がしっかりついてますが、ウスター・ソース付けると、懐かしい美味しさが楽しめます。

惜しむ

ども、仕事帰りが遅くて、ブログも書けない。

寸暇を縫って、少しだけ。

近頃、時がおしいというか、これから出来ることを惜しむ自分がいる。

例えば、どうせなら少し高くても美味しい方を食べるとか、

少しだけ背伸びをして、1点でもいいから良いものを買う、とか…。

良いものって、定義は難しいだんけど、結局、そこに表現があるものだと思う。

ただ、なかなか、そこまでの哲学があるものを買うほど、セレブリティではないから、

難しいのだけどね。

所有することや、消費することって大切にしたいと思う。

そこに確かな自己満足が欲しい。

その結果として、人より廉かったりは、財布の問題もあるから仕方がないのだけど、

廉いだけ選ぶとか、じゃない、選び方をしなくちゃいけない段階だと思うこの頃だ。

なんか、まとまりないけど、今日はこのくらいで。

仕事帰りのカレー

いやあ疲れた。

帰って食べると、太るので帰り道で食事。


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こんな風に店の床に野菜が置いてあります。^^


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頼んだのは、キノコカレーに手羽の煮込みのトッピング。
結局太りそうだな…。

大盛況でした。

美しいモノ

ファッションと言っていいのか、


本日出張の際に、とある通りで、なんとも素敵なモノに出会った。


ガラス窓の向こうにあるそれに魅せられたのだが、


窓の中には人の姿はない、


ただ、小さなスペースに数点のバッグがならび、その向こうに工房スペースが


仕切ってある。


どうやら、手作りのバッグ工房だ。


と言っても、よく見かける革細工屋さんとは、わけが違う。


そういうオーラというかにおいがぷんぷんしてくる。


それも、決してゴーマンでひとりよがりなそれじゃなくて、


奥ゆかしい、それでいて、こだわってそうな、感じの謙虚な職人の姿勢…。


客は誰もいない、入りにくい感じはあったけど、どうしても、近くでそれらのバッグ


が観たくて、ついつい、ドアを開けた。


「すみません、ちょっと拝見させてもらっていいですか?」


想像した通りの人物が奥から出てきた。


「どうぞ、ぜひ、観てください」


ぶったまげるくらい、値段は高い。


でも、作品を一目みただけで、高すぎるとは思わなかった。


聞けば、ミシンなどは使わず、ひとつひとつ手縫いしているとのこと。


革ですよ。


それも、ステッチは凄く細かいし、糸も細い…。


こりゃすごい仕事している。


まさか、今日、こんな感動的な仕事と作品に出会えるとはなあ。


特に象の革を使ったという作品が、そう、あえて作品と言っちゃうけどね。


心底欲しいなあ、と思った。


人物の作品は、自分でしか売ってないそうで、ここで観るしか無いようです。


真に凄いモノってのは、命と哲学、人そのものが感じられる。


そういうモノって、ただ、やみくもに欲しいなって、思う。


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