1年間の役員生活が5月に終わりました。
会長をしてたんだけど(名前がかっこいいよね)一言でいうと楽しかった。
大変だなぁって思うこともあったし、何でこんな感じになるんだって思うこともあったけど終わりの日が近づくとたくさんの人にお礼を言われたり、『一緒にやって楽しかったね』って言われたり。
子どものためにやった役員だったけど、最後は自分にご褒美をたくさんもらえた気持ちになりました。
そして何より子どもが喜んでくれていたのが一番。
『社会性のないお母さんが、友達のお母さんたちと仲良くしてくれて嬉しい』って言ってました。PTAとか行っても一人でいることが多いし、そのことは何とも思っていなかったし、知り合いがいたら話をしたりもしてたけど、子どもの中では『母は社会性がない』って思われていたわけだからちょっとできる母を見せることができて満足です。
役員ありがとうのプレゼントをもらったりメッセージをもらったり、満たされた5月でした。
『うちの子、あまり練習しないんです』って話を聞くこともあるんだけど、今回は練習する子について。
うちの教室はちょっと前は練習ほぼしないって子がチラホラいたけど、今はいない。
進みが悪いなって思う子は数人いるけど、自分のペースでやっていけばいいって思っているので『上手にはそんなにならないと思うけど、音楽は好きであってほしい』っていう気持ちでレッスンしています。そして、いつかスイッチが入るように念を送ってます。
そして、練習をちゃんとできる子を見ていると共通しているのは『少しずつできる楽しみを知っている』ってこと。そして『そのできた事を自信に変えていける子』
これにはおうちでの声のかけ方や私のサポートの仕方が大きくかかわるって思っています。
毎日練習してもなかなか思ったように弾けないのがピアノ。でも、やっていくと少しずつできていることに気付きそこから楽しくなります。そうなるためには『レッスンでやっている練習方法で練習できているか』が重要。
子どもってゆっくり練習苦手な子が多い。なんでそんなに速く弾くの?っていうくらい速く弾く。4分の3拍子はなんで急に小さな休符が3拍目の後ろに入るの?っていうくらい拍子感がない。
レッスンであと少しでできるってとこまでやったあと、おうちでいつもの練習をしてしまうと元通りだからそこを気を付けてほしい。
4月からレッスンを始めた幼稚園の子が宿題ノートにまだ慣れないひらがなでこう書いてくれています。
かわいいよね。
『こんなにがんばったんだよ。先生喜んでくれるかな』っていう気持ちが見え隠れしているみたいで
こういう子どもたちのがんばりをたくさん拾ってほめてあげたい。