みるさんはねえ…
いつも…
いつも…
かあさんを見つめているの…
メイちゃんやココちゃんも、かあさんをよく見ていてくれたけど、
ジィ…
…ジィ…
ジィー
ジィー ![]()
みるさんは、なぜか特別…と感じる…。
時々、なんで~
と思うけど、自分のおうちからでも、
かあさんの部屋に来ても、ジィと見ている…
かあさんの膝にいる時も、気づけば、かあさんを見上げている…
なに
なに ![]()
…
どうも、かあさん…みるさんに、熱烈に愛されているみたい…![]()
メイちゃんとココちゃんは、亡くしてから、改めて、かあさんのこと
好きでいてくれたと思い当たったのだけど、みるさんは、連れて帰った時から、
母さんっ子…なんでも、かあさんでなければいけないみたい…
もちろん、かあさんが連れて帰ったのだから、お世話は、全部してました
連れて帰った当初、姉は兄の介護に付き切りでしたので、かあさんが
する他なかったのです…そのせいか、みるさんはかあさんでなくてはと、
思っているようで、姉がおうちから出しても、かあさんの姿が見えなかったら
すぐ、かあさんを探します…台所、洗面所、お風呂場など、探して来ます…
廊下などで、遊んで、走り回って、勢いがつき…多分、楽しくなって…
かあさんともっと、遊びたくなって…、二階に、駆け上がるのですが、
「かあさん、行かないわよ…」と言えば、ほどなく、駆けて帰っています…
おうちから出る時も、おうちに、帰りたい時も、かあさん…
何でも、かあさんなのです…もちろん、それはそれで、かわいくて、
たまらないのですが、ちょっと、困ることも…たとえば、かあさんの部屋に
来ている時、用事があり、出ようとすると、必ずと言っていいほど、
ついて来ようすることします…かあさんの用事は、大抵が家事…今は、
毎日のように、パンを焼いているので、発酵で、10分、20分、30分と、
小刻みな時間で、部屋を出たり、入ったりするので、それくらいひとりで、
おとなしくして欲しいものですが、すぐにかあさんについて出ようと…![]()
姉がいれば、抱っこしてもらっていて、辛うじて部屋から、出られますが、
帰って来ると、すぐにかあさんに…![]()
夜、いっしょに寝ていて、
お手洗いに、行こうものなら、すぐに目覚めて、ついて来ようとします…
本当に困ったみるさんです。
「みるさんの甘えん坊には、困るわ…こんなに甘えん坊なるとは、
思わなかった…。」
つい、姉に愚痴ると、姉は…
「たぶん、ミーちゃんは、やっと、甘えるところができて、安心して、
甘えているのよ…」って…。
安心…そうなのかな…私にはわからないけど…
みるさんは、いつ、野良さんになったのかは、わかりません…
生まれてすぐなのか、それとも、飼われていて、捨てられたのか…
あるいは、子供…妊娠がわかって捨てられたのか…
ただ、私が出会ったころは、人の手のひらに乗るほどの、生まれて
間のないない子供をつれて…年も、一歳くらいで…ふたり、寄り添って
生きていました…駐車場で車から、逃げながら…ごみ捨て場に集まるカラスに
怯えながらひっそりと、生きていました…小春日和の日は、のんびりと
日向ぼっこするみるさんのそばで、跳ねるように走り回っていた
小さなチャトラの子猫…微笑ましい光景がありました…
なのに、ある日、突然、子供を連れ去られ、ひとり、残されていたのです。
姉のいう通り、みるさんは、甘える時がなかったのでしょう…
甘えん坊の困ったみるさん…なれば、かあさんは、姉のいう通り、
心から、安心のできるところ…人にならなければ、なりませんね…
ねえ、みるさん…。























