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夫の不倫が原因で2019年に離婚しました。こちらのブログは、不倫発覚から離婚までの経緯を書いたブログになります(未完です)。
現在進行形の記事も時々投稿していますので、過去の出来事の記事を順々にお読みになる場合は、テーマごとに絞り込んでください。
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前回の話はこちら。
南瓜「そう、ジャイ子氏の宿泊先は絞られたのね。」
翌日、南瓜さんに電話しました。
らぶか「彼女のフライトの便名までは分かりません。でも入国日は分かっているので、宿泊先のフロントで張れば追えますよね。」
南瓜「らぶかさん。」
らぶか「はい。」
南瓜「この前も言った通り、調査費は尋常じゃない額だけど。」
らぶか「分かってます。正直迷いはあります。でも、だからと言って、彼らが私の手の届かないところで楽しんでいるのを見過ごすなんてできません。」
南瓜「貴方はこの高額な調査費を払ってもいいとおっしゃる。でもそれは、調査が成功したらという前提、要するに、2人の不貞行為の証拠が取れたら、ということだと思うの。」
ハッとした。
南瓜「土地勘のない異国で、移動手段に通じているわけでもなく、言語も違うなかで調査する。彼らの行動予定も詳細に把握できているわけじゃない。見失う可能性はあるのよ。」
らぶか「。。。」
南瓜「仮によ。何かしら写真が撮れたとしても、一緒に歩いている写真だけとか、お茶をしてる写真だけで終わることもある。高額のお金を出して、調査員2人はるばる現地に派遣したのに、それだけで終わることだって可能性としてはあるのよ。」
らぶか「。。。」
南瓜「いい?らぶかさん。私は調査をするなって言っているわけではないのよ。ただ、失敗に終わっても、出したお金全部棒に振ってもいいって覚悟で依頼しないといけない、ってこと。」
ここで一旦、南瓜さんは間を置いて、
私にはっきりこう言った。
南瓜「要するにこの調査は、貴方の女の意地をかけた調査だってことよ。」
南瓜「持ち出しでもいい、失敗してもいい。その覚悟がおありなら、やってやりなさいよ。」
らぶか「。。。」
女の意地。
挑発されたような気がしました。
大金だして失敗に終わったら。。。
力強く振り上げたはずの拳が、行き場もなく、弱々しく空にとどまってしまった。
南瓜「星鮫先生と相談なさい。この調査を入れるべきか否か相談するの。」
南瓜「星鮫先生で心もとないんだったら、事務所の代表先生か先輩格の先生も一緒に面談お願いしますっていうのよ。ジャイ子氏への内容証明は、事務所の弁護士全員連名で出したんでしょ。」
らぶか「。。。そんなことしたら星鮫先生のメンツが。。。」
南瓜「そうよ、メンツ丸潰れよ。でも貴方はクライアントよ。なぜ我慢しなくてはいけないの。大事なことでしょ。」
らぶか「はい。。。そうしてみます。」
自分の懐事情も顧みず、悔しい気持ちだけ先走って、今後の交渉のことも見えなくなってしまった。
それでも、調査を入れずにこのまま見過ごすのは、耐えられない。
私は、勇気を出して、星鮫先生に面談をお願いしました。
先輩格の先生が同席するようアレンジしてくださることになりました。
星鮫先生は冷静に対応してくれましたが、明らかに嫌々であることは分かりました。
そりゃそうだろう。
自分が同じことをされたら、いい気分ではない。
貴方じゃ拉致が明かない、上の人に代わって、と言っているようなものだ。
星鮫先生が全く頼りないわけではない。
私が中途半端で、軸が定まっていないのもいけないのだ。
自分の望むものがはっきりしながらも、落としどころも無視して無茶をいうクライアントでいたくないから、自分の意思をはっきり伝え切ることができていない。
向こうが拒絶したものに全て諦めさせようとする星鮫弁護士のスタンスも納得がいかない。
星鮫弁護士の言うことを頭で理解はしていながらも、私の案件を楽に片付けようとしていないかと疑心暗鬼になる。
もしかしたら別の弁護士だったらもっと良いやり方が出来たのではないかと考えてしまう。
星鮫先生に悪いな、と思いつつも、我慢したことで、一生後悔することになるのも避けたい、いう気持ちでした。