ご訪問いただきありがとうございます。
夫の不倫が原因で2019年に離婚しました。こちらのブログは、不倫発覚から離婚までの経緯を書いたブログになります(未完です)。
現在進行形の記事も時々投稿していますので、過去の出来事の記事を順々にお読みになる場合は、テーマごとに絞り込んでください。
------------------------------------------------
前回の話はこちら。
ジャイ子氏側の合意書案に対して、こちらが対案を返すまで、結局3週間ほどかかりました。
私が方向性を決めるまでにまず時間を要したこともありましたが、メールや電話で疑問点を星鮫弁護士に何度も質問したり、南瓜さんや姉にも相談したということもありました。
その後、先生が対案を作成し、所内で文書の最終チェックに通すプロセスも、ある程度日数が必要だったかもしれません。
弁護士を代理人に立てての交渉というのは、かくも時間を要するものなのだ、ということを改めて実感しました。
その間、夫とジャイ子氏がどう過ごしていたかというと、私の持っていた情報からの推測だと、
平日、夜の飲食3回、
平日、夕方の喫茶1回、
週末、温泉日帰り旅行1回、
週末、午後にラブホ休憩1回、
平日、ランチ1回。
2人とも、中・高校生くらいの子供がいてもおかしくない分別のつく年齢です。大企業に勤め、それなりのレベルの生活を維持している、一見真っ当な社会人の2人。
妻の存在という障壁は、弁護士入れての交渉最中であっても、彼らがお花畑状態であり続けるのに、十分貢献したようです。
最後の「平日ランチ1回」というのは、対案をちひろ弁護士へファックスした日の翌日でした。
お互いオフィスを抜け出して合流し、ランチをしながら、夫に対案を見せて、謀議していたのかもしれません。
その謀議の時間帯と思われる夫のネット履歴が、
「iPhone 指紋認証 削除したい」
夫はIT関連に疎いというか興味のない人なので、これはジャイ子氏から知恵をつけられのだと思いました。
妻が、寝ている夫の指をそっと借りて、スマホにアクセスしているかもしれない。気をつけて、と言われたのかもしれない。
こちらが作成した対案は、違約条項を複数箇所修正し、ジャイ子氏が言い訳できないように厳しくしたので、会っていることがバレているのかもしれないとジャイ子氏は思ったのでしょう。
夫がこの種の検索をしたことが以前にもあったことを思い出しました。
その時も、ジャイ子氏と平日ランチしたと思われる日でした。私がジャイ子氏に損害賠償請求の内容証明を送った週明けのことでした。
この時はGPS追跡アプリのことを調べていました。そんなアプリこっそり夫のスマホに入れたりなんかしていません。というか、そもそもパスワードを知らないので私はアクセスさえできません。
ジャイ子氏、疑うポイントが微妙にずれています。。。
そのスマホじゃないんです、ジャイ子さん。
貴方の不倫相手は、貴方に何とか逢えるよう画策はしても、貴方を守ろうとする意識はないようです。
一方、私と夫の関係はどうなっていたかというと、表向きは、以前と変わらない友だち夫婦のような感じ。
付き合いは長いし、同じ業界で働いているので、仕事も含め共通の話題は多く、同志のような友だちのような関係です。
ジャイ子氏へ損害賠償請求の内容証明を送付した直後こそ、ギクシャクしていたものの、
その後、不倫相手と別れたと信じている妻を装い、以前と変わらない態度で接するようにしていたら、
夫は次第にリラックスし始め、私に普通に接するようになりました。さすがに、ハグしてきたり、甘えてきたり、手を繋いだり、というスキンシップはもうありません。
なまじっか、夫婦常に一緒に過ごしていたので、不倫がバレてからは、ジャイ子氏と逢う時間を作るのに苦労していたと思います。
友だち1人もいないはずなのに、急に大学の同級生と飲みに行くようになったり、会社のイベントにやけに積極的に参加するようになったり。。。
妻に対して友好的な態度を装いながら、水面下で不倫相手と会う、というところは、世の中の多くのシタ夫さんと、何ら違いはありません。
が、依然として、妻と共に行動をしたがるところや、食べるものや食器がお揃いでないと嫌がるところが、夫の奇妙なところ。
ジャイ子氏とお花畑状態で、且つ、合意書をいかに2人にとって都合の良いものにできるか、いかに妻を騙せるかを彼女と謀議しているような状況で、
毎晩寝る前に食べるアイスクリームが、妻と同じものでないと嫌がる夫はあまりいないのでは???(毎晩PAPICOかPARMかで揉めた)
珈琲を入れたマグカップを、夫婦で揃えたペアカップじゃないと嫌だと言って、わざわ取り替える夫はいないのでは???
こう書くと、なんだかんだ言って夫は、私と本気で離婚するつもりはなく、ジャイ子氏は単なる遊びなんじゃないか、と思われるかもしれません。
でも、私はそう思いません。
この支離滅裂さが夫なのです。
ジャイ子氏を想う純粋な気持ちも、
ジャイ子氏の求める結婚に応じたのも、
それにより、私が邪魔な存在になり、離婚したいと思ったのも、
夫にとっては、真実で偽りはないのです。
一方で、
慣れたこの家での生活に、心地良さを感じていることも、
邪魔な存在であるはずの私と、いつものお気に入りの温泉宿へ行くことも(ジャイ子氏にはもちろん内緒で)、
露天風呂に入っている私を、部屋からカーテン越しに冗談っぽく覗くことも(キモい)、
夫にとっては、
したいことをしているだけで、
偽りはないのでしょう。
思うだけで、計画実行できない人。
今、その時、したいことをするだけ。
面倒なことは、全て後回し。
自分の行動に一貫性があるのかどうか俯瞰できない。
どれだけジャイ子氏の人生を振り回したか気づけない。
どうして私が傷ついているのか理解できない。
子供のように純粋で残酷な人。
長い間、私は気付けませんでした。