もう10年の付き合いだね！
今日は息子の１０回目のお誕生日
10年前の今頃は、絶えず横揺れと、
振動が加わる脳性まひ者のお腹の中で、見事１０ヶ月耐え抜き、
これまた赤ちゃんにとっちゃ過酷な全身麻酔での帝王切開術によって、
この世に誕生してくれた息子
なんという奇跡
しかし１０年前の今頃は、、、喜びに浸れる余裕など、、、なくて
ワタクシは麻酔が切れそうで、なかなか覚めきらぬ中・・・
麻酔によっての呼吸困難と、呼吸が出来ないのに傷口の痛みは感じ、
じっと静かに横たわっておきたいのに、脳性まひの為、
自分の意志と反して筋肉がうごくんですものっ
というより、じっとしていたい！！と願えば願うほど、いつもに増して
激しい不随意運動が全身に駆け巡り、
どないせいっちゅーねん！！と、地獄の時を耐え忍んでおりました
無駄に忍耐があるのも、時として役に立ちますのよ
これは、地獄からようやく一夜明けたものの、全身麻酔の影響で、
身体を起こすと、激しいめまいと吐き気をもよおし、
朝ご飯も食べられなかったのに、麻酔が完全に抜けてから初めて
息子を抱っこし、ミルクを与えられる喜びに、しばしシャッキーーン
と
するワタクシ
母は強しを物語るショットでございます
今だから、笑って語れるけれど、、、
何事もなく育て上げられるなんて！！ 至難の業ですわよ
まぁ、ワタクシが脳性まひ者で鈍くさかったということと、
そんな母親にも関わらず、無茶しまくりの息子の
組み合わせが、大変さに拍車をかけたのでしょうけれども…
風邪をこじらせ、脱水寸前で入院したこともありますし、
お庭の手水鉢付近で、スッテーーンと転び、頭パックリと割れて、
救急に駆け込んだことも
１歳すぎたころには、
ワタクシが洗濯物を干している間に、ソファのヘッドレストによじ上り、
カウンターの上に置いてあった魔法瓶をソファまで引きずり下ろし、
ねじ式の蓋を開け、お湯をかぶって手足にやけどを。。。
身体の比率からして、かなり広範囲だった為、
重度のやけどです、とお医者様からも言われ、
ミイラのごとく全身包帯だらけの息子をみるのは。。。辛かったです
手当をする度に、母として胸がえぐられる日々を過ごしながら、
幸いやけどの後は残らず、すべてキレイに皮膚も再製され、
より一層、母親として注意深く、慎重に環境整備や、危険回避に
つとめるものの。。。
それでもやっぱり、、、
その後も、流血や高熱などで、何度、救急窓口に駆け込んだことが
母親が障害者だと、子どもはそれを敏感に察知し、無茶はせず、
自ずと、自分で危険を回避する能力が高まる、、、？？？ って
聞いたことがあるんですけどぉ…
うちの息子には通用しなかったらしい。。。です
でも、ついこの間、、、息子が…
『なぁ、らぶぅ。普通ってなんや？？？』 と不意に聞くので
はぁ～
また息子ワ～ルドが繰り広げられるぞ～
と、覚悟して会話に付き合うことに
そうすると、息子いわく、ボクは空想が得意なのに、
ボクの世界のお母さんは皆、動きがトロイねん！！
という訳です
ほーぉ
『そんなんおかしいやん！！』と息子。 そうですな～
障害を持ったママの方が少ないということは知っているのに、
息子の中での母は、身体が不自由なのがフツーなのだと。
だから、世の中の「普通」は、決して「普通じゃない」
と息子が熱弁をふるって語る姿に、ふむふむ、と思いつつ
変わった子を育ててしもたなぁ～
と
そんな風変わりな子に、
日頃から付き合ってくれているお友達に感謝します
ハッピーバースデー
おめでとう
たぶん、、、
これからも、この風変わりさに、丸みを帯びることなく、、、
それぞれが自由人な大畑家に、鍛え上げられ独自の発達を
遂げていく息子に、今夜は乾杯
ﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟ ﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟ
いつも、ご訪問＆
ありがとうございます。
薬で消えない背中や首の痛み…ストレスまでも( ´艸｀)
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10年前の今頃は、絶えず横揺れと、
振動が加わる脳性まひ者のお腹の中で、見事１０ヶ月耐え抜き、
これまた赤ちゃんにとっちゃ過酷な全身麻酔での帝王切開術によって、
この世に誕生してくれた息子
なんという奇跡
しかし１０年前の今頃は、、、喜びに浸れる余裕など、、、なくて
ワタクシは麻酔が切れそうで、なかなか覚めきらぬ中・・・
麻酔によっての呼吸困難と、呼吸が出来ないのに傷口の痛みは感じ、
じっと静かに横たわっておきたいのに、脳性まひの為、
自分の意志と反して筋肉がうごくんですものっ
というより、じっとしていたい！！と願えば願うほど、いつもに増して
激しい不随意運動が全身に駆け巡り、
どないせいっちゅーねん！！と、地獄の時を耐え忍んでおりました
無駄に忍耐があるのも、時として役に立ちますのよ
これは、地獄からようやく一夜明けたものの、全身麻酔の影響で、
身体を起こすと、激しいめまいと吐き気をもよおし、
朝ご飯も食べられなかったのに、麻酔が完全に抜けてから初めて
息子を抱っこし、ミルクを与えられる喜びに、しばしシャッキーーン
とするワタクシ
母は強しを物語るショットでございます
今だから、笑って語れるけれど、、、
何事もなく育て上げられるなんて！！ 至難の業ですわよ
まぁ、ワタクシが脳性まひ者で鈍くさかったということと、
そんな母親にも関わらず、無茶しまくりの息子の
組み合わせが、大変さに拍車をかけたのでしょうけれども…
風邪をこじらせ、脱水寸前で入院したこともありますし、
お庭の手水鉢付近で、スッテーーンと転び、頭パックリと割れて、
救急に駆け込んだことも
１歳すぎたころには、
ワタクシが洗濯物を干している間に、ソファのヘッドレストによじ上り、
カウンターの上に置いてあった魔法瓶をソファまで引きずり下ろし、
ねじ式の蓋を開け、お湯をかぶって手足にやけどを。。。
身体の比率からして、かなり広範囲だった為、
重度のやけどです、とお医者様からも言われ、
ミイラのごとく全身包帯だらけの息子をみるのは。。。辛かったです
手当をする度に、母として胸がえぐられる日々を過ごしながら、
幸いやけどの後は残らず、すべてキレイに皮膚も再製され、
より一層、母親として注意深く、慎重に環境整備や、危険回避に
つとめるものの。。。
それでもやっぱり、、、
その後も、流血や高熱などで、何度、救急窓口に駆け込んだことが
母親が障害者だと、子どもはそれを敏感に察知し、無茶はせず、
自ずと、自分で危険を回避する能力が高まる、、、？？？ って
聞いたことがあるんですけどぉ…
うちの息子には通用しなかったらしい。。。です
でも、ついこの間、、、息子が…
『なぁ、らぶぅ。普通ってなんや？？？』 と不意に聞くので
はぁ～
また息子ワ～ルドが繰り広げられるぞ～と、覚悟して会話に付き合うことに
そうすると、息子いわく、ボクは空想が得意なのに、
ボクの世界のお母さんは皆、動きがトロイねん！！
という訳です
ほーぉ『そんなんおかしいやん！！』と息子。 そうですな～
障害を持ったママの方が少ないということは知っているのに、
息子の中での母は、身体が不自由なのがフツーなのだと。
だから、世の中の「普通」は、決して「普通じゃない」
と息子が熱弁をふるって語る姿に、ふむふむ、と思いつつ
変わった子を育ててしもたなぁ～
と
そんな風変わりな子に、
日頃から付き合ってくれているお友達に感謝します
ハッピーバースデー
おめでとう
たぶん、、、
これからも、この風変わりさに、丸みを帯びることなく、、、
それぞれが自由人な大畑家に、鍛え上げられ独自の発達を
遂げていく息子に、今夜は乾杯
ﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟ ﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟ
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