理想の休日
私は、子どもの頃から義務教育も行かずに、
一年365日、早朝5時半起床し、日暮れまで
延々とオリンピック選手並みの運動メニューをこなし、
睡眠中ですら、呼吸の機械と呼ばれる
身動き一つできないマシーンに入っての睡眠を
余儀なくされておりました。
365日、同じ生活…
楽しい生活で「同じ」ならまだいいにしても、
軍隊養成所のような生活が365日じゃ~
たまったものじゃありませんよね
しかし私は、何の因果か障害児として
生まれてきちゃったんだから
しょうがないかっ!と
健常者になることだけに己の人生全てを
費やしてたんです
こんなんで健常児に戻れるんだったら
だれも苦労しないわよっ と思いながらも
これをすれば健常者の道が待っていると信じて
疑わない両親の想いに逆らえずに
バカバカしいと思いながらも、ついていくしかなかった
健気なワタクシ…
フツーの平日の過ごし方を知らない少女が
世間一般、ファミリーで過ごすフツーの休日が
どんなものか?皆目見当がつかず、
こういう場合、とかく理想ばかりが高くなっていく
もんなんですね
ワタクシ結婚願望と同様に、ファミリーで過ごす理想の
休日願望なるものも持ち合せていた変わった少女でした。
そんなフツーの休日の過ごし方も知らない、休日願望だけは
異様に高いというワタクシが、ファミリーを築けた時・・・
一時、狂ったように休日は遠出していた時期がありました。
息子の為に…と、毎週手を変え品お変え、様々なイベントを
チェックして情報収集して、予定を組んで、体力を蓄えて…
いったい誰の為にこんなにアクセクしているのか
私の体力では、車に揺られ、目的地に着いた時点ですでに
レットゾーンになっていて、楽しむ元気なんてナイものの
奥手な主人に代わって、膝の上に息子を乗せ、
人並みに突進していくかのごとく、電動車椅子で前へ前へ
なんとか息子のテンションを上げようと、アンパンマンに
果敢に近づく私・・・
向こうも「車椅子+乳児」の組み合わせに気づくと
大概は、人だかりから抜け出して近づいてきてくれるんです
我先に!とアンパンマンの傍らに陣取っていた親子も
あからさまに嫌な顔はできず・・・
みんなアンパンマンが車椅子の親子に近づくことを
見守ろうとしてくれている中…
息子がメチャでかい声で
『ママ! なんでアンパンマンの中に入ったはんの?
暑いやん! 大きいから大人の人やんな!?
なんでぇ アホちゃうの』
って言われた日にゃ…もぉ~~~ 身を隠そうにも隠せない
電動車椅子で、やめてくれよぉ~~~
まだ2,3歳のときのことですよぉ…
主人も体力がない方なので、長距離運転ですでにクタクタ…
私一人で盛り上げようとするけれど…
と、そんな空回り休日が多かったらぶ一家でしたが…
息子の年齢が上がるに従い、自然とそれぞれの
予定が組み込まれることが多くなり、
最近、特に…というか全然遠出はしなくなったのに、
休日が充実しているから不思議です。
休日の気分を存分に味わうには、それなりの
余裕が必要だということでしょうね
日曜日だから休日気分に浸れるわけではなく、
日曜日だからこそ、普段は持てない余裕を持って
ぽっかり、まったり~と休日気分を味わって
少し先の目標に向かってダラダラと過ごすのが
本当の意味での、ほのぼのとした
究極のファミリー休日の過ごし方なのかもしれません
勝手気ままな休日を過ごしつつも、家族でいることを
どこかで楽しんでいる主人や息子の横顔から
感じさせられた、そんな休日なのでした
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
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一年365日、早朝5時半起床し、日暮れまで
延々とオリンピック選手並みの運動メニューをこなし、
睡眠中ですら、呼吸の機械と呼ばれる
身動き一つできないマシーンに入っての睡眠を
余儀なくされておりました。
365日、同じ生活…
楽しい生活で「同じ」ならまだいいにしても、
軍隊養成所のような生活が365日じゃ~
たまったものじゃありませんよね
しかし私は、何の因果か障害児として
生まれてきちゃったんだから
しょうがないかっ!と
健常者になることだけに己の人生全てを
費やしてたんです
こんなんで健常児に戻れるんだったら
だれも苦労しないわよっ と思いながらも
これをすれば健常者の道が待っていると信じて
疑わない両親の想いに逆らえずに
バカバカしいと思いながらも、ついていくしかなかった
健気なワタクシ…
フツーの平日の過ごし方を知らない少女が
世間一般、ファミリーで過ごすフツーの休日が
どんなものか?皆目見当がつかず、
こういう場合、とかく理想ばかりが高くなっていく
もんなんですね
ワタクシ結婚願望と同様に、ファミリーで過ごす理想の
休日願望なるものも持ち合せていた変わった少女でした。
そんなフツーの休日の過ごし方も知らない、休日願望だけは
異様に高いというワタクシが、ファミリーを築けた時・・・
一時、狂ったように休日は遠出していた時期がありました。
息子の為に…と、毎週手を変え品お変え、様々なイベントを
チェックして情報収集して、予定を組んで、体力を蓄えて…
いったい誰の為にこんなにアクセクしているのか
私の体力では、車に揺られ、目的地に着いた時点ですでに
レットゾーンになっていて、楽しむ元気なんてナイものの
奥手な主人に代わって、膝の上に息子を乗せ、
人並みに突進していくかのごとく、電動車椅子で前へ前へ
なんとか息子のテンションを上げようと、アンパンマンに
果敢に近づく私・・・
向こうも「車椅子+乳児」の組み合わせに気づくと
大概は、人だかりから抜け出して近づいてきてくれるんです
我先に!とアンパンマンの傍らに陣取っていた親子も
あからさまに嫌な顔はできず・・・
みんなアンパンマンが車椅子の親子に近づくことを
見守ろうとしてくれている中…
息子がメチャでかい声で
『ママ! なんでアンパンマンの中に入ったはんの?
暑いやん! 大きいから大人の人やんな!?
なんでぇ アホちゃうの』
って言われた日にゃ…もぉ~~~ 身を隠そうにも隠せない
電動車椅子で、やめてくれよぉ~~~
まだ2,3歳のときのことですよぉ…
主人も体力がない方なので、長距離運転ですでにクタクタ…
私一人で盛り上げようとするけれど…
と、そんな空回り休日が多かったらぶ一家でしたが…
息子の年齢が上がるに従い、自然とそれぞれの
予定が組み込まれることが多くなり、
最近、特に…というか全然遠出はしなくなったのに、
休日が充実しているから不思議です。
休日の気分を存分に味わうには、それなりの
余裕が必要だということでしょうね
日曜日だから休日気分に浸れるわけではなく、
日曜日だからこそ、普段は持てない余裕を持って
ぽっかり、まったり~と休日気分を味わって
少し先の目標に向かってダラダラと過ごすのが
本当の意味での、ほのぼのとした
究極のファミリー休日の過ごし方なのかもしれません
勝手気ままな休日を過ごしつつも、家族でいることを
どこかで楽しんでいる主人や息子の横顔から
感じさせられた、そんな休日なのでした
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
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