2回目の入院(幻視がはじまる)
認知症の検査を予約していた前日、息子の試合を見に行こうと車に乗り込んだとき、携帯に着信がありました。電話にでると父でした。「お母さんが転んで、痛い痛いと立ち上がれなくなった」とのことでパニックになっている様子だったので、慌てて実家へ向かいました。母は寝転がって「痛い、痛い」と泣いていました。私はあわてて救急車を呼びました。初めての経験でした。近所に知られるのが嫌だったので「音を消してきてもらえませんか」とお願いしましたが、それでは救急車両の意味がなくなるので断られました。救急車が到着し、救急隊員に事情を聞かれ、結局立ち上がることができなかった母はそのままの姿勢で救急車に乗せられました。結果【右大腿骨転子部骨折】で、即入院翌日手術となりました。右手首の手術から3か月後のことです。1か月入院しました。術後、幻視が始まりました。カーテンを見て虫がたくさんいるとかかわいい猫がいるといい出しました。認知症の症状が出てからの入院。リハビリをしながら、1か月入院しましたが、幻視が見えたり、気分の浮き沈みが激しくて、病室に入るなり怒鳴られたりしたこともありました。でも、そのころまでは意思もはっきりしていたし、ちゃんと会話ができていました。1か月入院したのち、リハビリテーション病院 へ転院しました。