母が亡くなったのが17:40頃、

主治医は先に来て私たちを待っていてくれました。

私たちが来てから死亡確認(18:40頃)をしました。

 

私たちが来るのが亡くなってから少し時間がかかったので、

その間に身体を拭いたり色々しててもらえてて、

先日買ったばかりの裏起毛の洋服に着替えさせてもらっていました。

亡くなってから、すっとチアノーゼやら浮腫が軽くなり、

母が生前つけていた指輪も先日は小指にしか入らなかったのに、

薬指に入るようになっていました。

それを最後にはめてもらいました。

 

時間も遅かったので、施設の方が「今日はここでお泊りしてもいいですよ」とおっしゃってくれたので、母をその日は施設にあずけていくことにしました。

そうしたら介護士の人が母に向かって

「〇〇さーん、今日お泊りやって!もう一晩泊まっていかっしゃい!

 みんな(ほかの介護士さん)も喜ぶわ!!」

と声をかけてくれました。

 

なんて嬉しい言葉。安心して預けることができました。

 

母が2020年7月7日に入所して3年間。

コロナ禍もあり、私たちが面会に行けない日々が続きました。

直接会えないけど、窓越し面会やLINE面会、2か月に1度送られてくる施設のお便りでの近況報告や写真、色んな方法で家族とのかかわりをもってくださいました。

父の最期の日も、母とのLINE面会を無理いって時間取ってもらって会わせることができたこと。

そして何より、本来なら私がすべき母の介護を、仕事とはいえ、してくださって、本当に感謝しています。

 

そして翌日、施設をあとにするときに、一冊のアルバムをくださいました。

中を見ると、母の施設での3年間の思い出が沢山入っていました。

どんな生活をしているのだろうとずっと思ってきました。

施設に入れてしまったことも心苦しく思うときもありました。

けど、そのアルバムを見て、その中で楽しそうにしてる母を見て、

心が軽くなりました。

 

施設の方には感謝しかありません。

最期間に合わなかったけど、それも後悔はありません。

本当にありがとうございました。

 

お葬式の時、香典の中にお手紙が同封されていました。

その手紙の中の言葉です。

 

「〇〇さんの人生に関わらせて頂き、本当にありがとうございました。

 私たちにとって大切な宝物です。」

 

色んな方に送られているのかもしれまん。

 

それでも、本当に心温まる言葉でした。

 

素敵な施設で最期を迎えさせれてよかったと本当に思いました。