私が所属している地域包括支援センターには色んな相談がありますが
ある日70代の男性から電話がありました
「自分は肝臓がんでK病院に入院していたが、昨日退院した。まだ具合が悪く買い物に行けない。
一人暮らしで身寄りがいないので助けてほしい」
スタッフが訪問すると、男性はかなり衰弱している様子でした
身寄りはなく、親しい友人知人もいないようです
家事援助のヘルパーを依頼しようと思いましたが
男性は介護保険申請をまだしていませんでした
生活保護費受給者でもあったので、
社会福祉事務所のケースワーカーとのコンタクトが必要です。
こういう場合病院の医療ソーシャルワーカーがサポートしてくれると助かるのです
そんな矢先、私は卵巣癌の告知を受け、男性が入院していたK病院に
入院することになったのです
入院が決まると、トータルサポートセンターに行くように言われ
センターのスタッフから色々質問を受けました
「がん患者」に対しての精神的サポートを行っているようでした
経済面のことも聞かれますから、そちらのサポートもするのでしょう
しかしがん患者に対してこういうサポートシステムがありながら
あの男性は独居で介護保険サービスが必要ににもかかわらず
介護保険申請もしていない状態で退院になったのか不思議でした
やはり組織が大きすぎるので、連携がうまくいかない場合もあるのでしょう
今後がん末期患者の在宅療養は増えると思いますし
特に独居の方はサポートが必要になってくると思います
自分ががん患者の立場になってみて実感したテーマの一つでした![]()